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翻訳アプリの使い方

iPod/iPad/iPhoneでは、オフラインでリアルタイム動作し、19カ国語が扱える「翻訳(Translate)」アプリが使えます(iPhoneはiOS14以降/iPadはiPadOS15以降)。 利用できる言語は、アラビア語、イタリア語、インドネシア語、オランダ語、スペイン語、タイ語、ドイツ語、トルコ語、フランス語、ベトナム語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、英語(US/UK)、韓国語、中国語(中国/台湾)、日本語です。
そして2024年のwatchOS11より、AppleWatchにも専用アプリとして搭載されました。

翻訳アプリのインストール

  • 翻訳

    Apple 翻訳 無料

    iOS標準搭載の「翻訳」アプリです。iPod/iPad/iPhoneから削除してしまったときは、App Storeからこれを再インストールします。

翻訳アプリの事前準備

言語の選択
iPad iPhone 「翻訳」アプリを起動すると、このような画面となります。
画面上部には、翻訳の対象となる2つの言語(この例ではアメリカ英語と日本語)が表示されています。 言語を切り替えるには、この言語名をタップします。
iPad iPhone 言語名をタップするとこのようになります。 任意の言語を選びます。
「言語パック」のダウンロード
iPad iPhone 画面右上にある アイコンをタップすると、このようなメニューが表示されます。 「ダウンロードする言語」を選ぶと、オフライン翻訳するときに必要な「言語パック」をデバイスにダウンロードできます。
ダウンロードした言語は、ネットが繋がっていないところでも翻訳できます。 海外旅行に出発する前に、必要な言語をダウンロードしておきましょう。
iPad iPhone 上の画面で「ダウンロードする言語」を選ぶと、このような画面になります。
画面下部の「ダウンロード可能な言語」欄の各言語の右端にある (ダウンロード) アイコンをタップすると「言語パック」をダウンロードできます。
そして言語パックをダウンロード済みの言語が、画面上部の「オフラインで使用可能」欄に表示されます。
画面右上の「編集」をタップすると、任意の言語のダウンロード済み「言語パックをデバイスから削除することができます。
その他の設定
iPad iPhone 設定(設定)-(翻訳) 画面を開くとこのような画面になります。
モバイルデータ通信では、 翻訳のためのインターネットアクセスに、モバイルデータ通信(携帯電話パケット通信)を使うか否かが指定できます。
ダウンロードされた言語をタップすると、 上の「言語を管理」と同じ画面が開きます。
オンデバイスモードでは、 翻訳時にインターネットアクセスを使わず、ダウンロードした辞書データだけを使って翻訳するか否か(オンデバイスモード)が指定できます。 オンデバイスモードを使うには、「言語を管理」画面で言語パックをダウンロードしておく必要があります。

翻訳アプリの使い方

iPad iPhone 使い方は簡単、「テキストを入力」/「Enter text」と書かれている部分に、翻訳したい単語や文章を文字入力またはペーストするか、 (マイク) アイコンをタップして話しかけるだけです。 言語は自動検出され、すぐに翻訳結果が表示されます。
iPad iPhone 翻訳結果が表示されると、その下にアイコンが現れます。
(「よく使う項目」に追加) をタップすると、対訳が「 よく使う項目 」に保存されます。いつでもこの翻訳結果が呼び出せるようになります。
(辞書) をタップすると、内蔵辞書が表示されます。
(コピー) をタップすると、翻訳結果がクリップボードにコピーされます。
(再生) をタップすると、翻訳結果を音声で読み上げます。
iPhone (全画面表示) アイコンをタップすると、注目モード(Attention Mode)になります。 翻訳結果が全画面表示になります。 (会話) アイコンをタップすると元の画面に戻ります。
辞書の表示
iPad iPhone (辞書) をタップすると、 内蔵辞書 が表示されます。 この状態で別の単語をタップすると、辞書画面も更新されます。
履歴の表示
iPad iPhone 画面を下に向かってドラッグすると、過去の翻訳結果(履歴)が表示できます。
翻訳結果の操作
iPad iPhone 翻訳結果の文字を長押しするとこのようなメニューが表示されます。 翻訳結果をクリップボードにコピーしたり、「共有」メニューでiOS標準のシェアシートを開いて、メールやメッセージなどで送ることもできます。

iPadでの機能切り替え方法

iPad iPadシリーズでは、画面左上にある をタップすると、このようなメニューが表示されます。 翻訳アプリの機能を切り替えることができます。

「よく使う項目」の使い方

iPad iPhone 画面下にある (よく使う項目) アイコンをタップするとこのような画面になります。 画面上部には、 (「よく使う項目」に追加) で保存した対訳が、その下には最近の履歴が表示されています。
iPad iPhone (全画面表示) アイコンをタップすると、注目モード(Attention Mode)になります。
(「よく使う項目」から削除) をタップすると、対訳を「よく使う項目」から削除します。
(再生) をタップすると、翻訳結果を音声で読み上げます。
iPad iPhone 「よく使う項目」に登録されている対訳を右から左にフリックすると、「よく使う項目」から削除することができます。
iPad iPhone 「履歴」に残っている対訳を右から左にフリックすると、「履歴」から削除することができます。

「会話モード」の使い方

iPad iPhone 画面下にある (会話) アイコンをタップするとこのような画面になります。 チャットアプリやSNSアプリのような見た目になります。 これを「サイド・バイ・サイド」表示と呼びます。 この画面でも (マイク) アイコンをタップして、話しかけるだけで翻訳されていきます。言語は自動検出されます。
対面表示に切り替える
iPad iPhone 画面の左上または右上の「表示」をタップするとこのようなメニューが表示されます。 「対面」をタップすると・・・
iPad iPhone このような画面になります(iOS15以降)。 iPod/iPad/iPhoneを机の上に置いて、相手と対面で会話するときに便利です。
画面右上の「×」をタップすると、サイド・バイ・サイド表示に戻ります。
iPad iPhone 会話モードの時に、画面右上にある をタップすると、このようなメニューが表示されます。
翻訳を再生をオンにすると、 翻訳結果を表示しながら、同時にそれが音声で読み上げられます。
自動翻訳をオンにすると、 話す前に毎回マイクアイコンをタップする必要がなくなります。 話しかけられた言葉を、次々と翻訳していきます。 詳しくは下記の 自動翻訳モードを使う をご覧ください。
言語を検出については 下記の 言語が正しく検出されないとき:言語の自動検出をオフにする をご覧ください。
会話を消去をタップすると、 この画面に表示されている会話をクリアします。

自動翻訳モードを使う

iPad iPhone 上で説明した (会話) モードで、画面右上にある をタップし、「自動翻訳」をオンにすると、このような画面になります(iOS15以降)。
一度マイクアイコンをタップして翻訳をスタートさせると、その後は話しかけられた言葉を次々と翻訳していきます。 話す前に毎回マイクアイコンをタップする必要がなくなります。
ただしあまり会話のスピードが速いと翻訳処理が追いつきません。 ややゆっくり目に、はっきりと話しかけるのがコツです。 このため、まだ映画やスピーチなどの自動翻訳にはやや能力不足です。
自動翻訳を止めるには、画面下の アイコンをタップします。

言語が正しく検出されないとき:言語の自動検出をオフにする

iPad iPhone (マイク) アイコンを使って話しかけても、言語が正しく検出されないときは「言語を検出」をオフにします。 画面右上にある をタップすると「言語を検出」オプションが現れるので、ここをタップしてチェックを外します。
iPad iPhone するとこのように各言語用のマイクボタンが現れるので、それぞれを押してから話しかけます。

写真やカメラの画像を翻訳する

iPad iPhone 画面下にある (カメラ) アイコンをタップすると、このような画面になります(iOS16以降)。 カメラに写っているものを翻訳できます。 印刷物などにカメラを向けて数秒待つと、画像に翻訳結果が重ねて表示されます。
(懐中電灯) をタップするとフラッシュライトが点灯します。
(シャッター) をタップすると...
iPad iPhone 画面がキャプチャーされて静止画になります。 (共有)をタップすると、この画像をメールやメッセージで送ったり、コピーしたり印刷したりできます。
iPad iPhone 翻訳結果をタップすると、このような画面になります。 翻訳結果の最後に表示される (再生) をタップすると、翻訳結果を読み上げてくれます。
iPad iPhone (写真) をタップすると (写真)アプリ に保存されている写真が表示されます。 撮影済みの写真に写っている文字を翻訳することができます。

ほかのアプリで翻訳機能を使う

iPad iPhone 翻訳アプリの機能は、他のアプリでも使用可能です(iOS15以降)。 ブラウザなどでテキストを長押しして選択すると、このようなメニューが表示されます。 「翻訳」をタップすると・・・
iPad iPhone 翻訳アプリの機能が呼び出されます。
iPad iPhone (Safari) では、Webページを丸ごと自動翻訳することもできます。 この方法については Webページを自動翻訳する | Safariの使い方 をご覧ください。

Apple Watchで翻訳機能を使う

Apple Watchだけでも翻訳アプリが使えます(watchOS11以降)。 音声入力で20の言語の翻訳ができます。 Wi-Fiまたは携帯電話網でネット接続している場合は、iPhone なしで翻訳したり、オフラインで使用するために言語をダウンロードしたりできます。 ユーザーの言語とは異なる言語が話されている場所を旅行していると、 スマートスタック に翻訳ウィジェットが自動的に表示されます。
iPhone Apple Watchで(翻訳)をタップすると、このような画面になります。 「続ける」をタップします。
iPhone するとこのような画面になります。 Apple Watchの翻訳の入力は、音声またはテキストが選べます。 音声入力の場合は、画面下部のマイクアイコンをタップして、フレーズを話しかけると翻訳してくれます。
この画面の例で「日本語」「英語」と書かれているところをタップすると、言語を変更することができます。
(「よく使う項目」に追加) をタップすると、iPhoneと同じように、対訳が「 よく使う項目 」に保存されます。いつでもこの翻訳結果が呼び出せるようになります。
iPhone 上の画面で、右上にある (その他) をタップすると、このような画面になります。 翻訳の自動再生や、読み上げ速度が指定できます。
翻訳の入力方法を切り替えるには「優先する入力」をタップします。
iPhone するとこのような画面になります。 入力方法が選択できます。
iPhone テキストを選択すると、このような画面になります。
iPhone 上の画面でキーボードアイコンをタップすると、このような画面になります。 Apple Watchでは、音声入力、キーボード、絵文字、スクリブル(手書き文字入力)などの方法で文字入力することができます。 また、入力した文字を訂正・修正・再入力したり、そばにあるiPhpneで文字入力することもできます。 詳しくは Apple Watchで文字入力する方法 キーボード、手書き入力、音声入力、絵文字 をご覧ください。