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ビデオを見ながらアプリを使う「ピクチャ・イン・ピクチャ」の使い方

iOS14以降にアップデートしたiPhoneシリーズと、 iOS9以降にアップデートしたiPadシリーズ(2014年発売の第六世代 iPad Air2以降)では、ビデオを見ながらアプリを使うことができます。 これをピクチャ・イン・ピクチャ( PinP : Picture in Picture )と呼びます。
ただしピクチャ・イン・ピクチャ機能はすべてのデバイスで使用できるわけではありません。使用できるのは高性能モデルに限られます。

ピクチャ・イン・ピクチャを使用するための設定

iPad iPhone ピクチャ・イン・ピクチャを有効にするには 設定(設定)-(一般)-[ピクチャ・イン・ピクチャ] で[ピクチャ・イン・ピクチャを自動的に開始]を タッチパネル:ON(オン)にします。
なお、iOS13以前のiPadでは、 設定(設定)-(一般)-[マルチタスクとDock] で「オーバーレイでのビデオの継続再生」を タッチパネル:ON(オン)にします。

ピクチャ・イン・ピクチャの使い方

iPad iPhone (AplleTV)、 (ミュージック)アプリや、 (Safari) で動画共有サイトを開いてビデオを全画面で再生中に、画面右下の アイコンをタップするか、 ビデオの画面を2本指でダブルタップするか、 画面の下端から上に向かってフリックすると、 ピクチャ・イン・ピクチャ(PinP)モードに切り替わります。
(「2本指でダブルタップ」はiOS14からは効かなくなりました)
iPad iPhone ビデオ再生画面が小さくなり、画面の隅に移動します。
ここでホーム画面に切り替えたり、別のアプリに切り替えたり、 iPadシリーズではSlide Over(スライドオーバー)機能を使うと、 ビデオ再生画面を残したまま、別の画面を開くことができます。
ビデオ再生画面をタップすると表示されるアイコンをタップするか、 ビデオの画面を2本指でダブルタップすると、 ビデオが全画面表示に戻ります。
iPad iPhone このようにExcel使用中にビデオ再生したりできます。
ビデオ再生画面をドラッグすると、表示位置をディスプレイ四隅のいずれかに移動することができます。さらに一時的に表示を画面の外に追い出すことも可能です。
ビデオ再生画面をダブルタップまたは2本指でピンチアウト/ピンチインすると、ビデオ再生画面のサイズを3段階に変更することができます。
なお (Safari) で開いたWebサイトの動画をPinP再生中に、ブラウジングを続けたい場合は、新たなタブを開く必要があります。
iPad iPhone (FaceTime)のテレビ電話でもピクチャ・イン・ピクチャ(PinP)機能を使うことができます。 通話を開始した後、ホーム画面に切り替えたり、別のアプリに切り替えたりすると、PinPモードになります。
iPadシリーズでは、Slide Over(スライドオーバー)、Split View(スプリットビュー)の機能をフルに使うと、ビデオ再生画面と合わせて、都合4つのアプリが同時に開いている状態になります。 ただし、すべてのiPadで4つのアプリが同時に開けるわけではありません。モデルの性能により制限されます。

もっとiPad特有の便利な操作方法を知りたい