キーボードの設定
(設定)-
(一般)-[キーボード]
画面では、非常に多くの入力補助機能を指定することができます。
ここでは、このなかからいくつか、便利な使い方を紹介します。
なお、iPhoneでは、キーにタッチしたときに振動フィードバックを発生させることができます(iOS16以降)。
これは
(設定)-
(サウンドと触覚)-
[キーボードのフィードバック]画面で設定します。
「サウンド」を
(オン)
にすると、キーにタッチするたびに「コツコツ」という音が鳴ります。
「触覚」を
(オン)
にすると、キーにタッチするたびに、iPhoneが小さく振動します。
スペルミス・タイプミスを自動修正する
「
自動修正」を

(オン)
にすると、
スペルミス・タイプミスを自動的に正しいと思われる候補に変更します。
この機能は初期値で「オン」になっています。
日本のユーザーは半角英数字をローマ字や各種ID、パスワードの入力のみに使用することが多いと思います。
この場合は「自動修正」は

(オフ)
にしておくのが煩わしくなくて便利です。
大文字を連続して入力する
「
Caps Lockの使用」を

(オン)
にしたうえで、

キーをダブルタップすると、これが白黒反転します。
この状態で入力した文字はすべて大文字となります。
小文字に戻すには、再度

キーをタップします。
この機能は初期値で「オン」になっています。
クォーテーションの形式をそろえる
「
スマート句読点」を

(オン)
にすると、
クォーテーション(「'」「"」)に囲まれた文字列を入力すると、その前後のクォーテーションが「‘」と「’」、「“」と「”」のペアに変換されます(iOS11以降)。
また「-」の連続入力が「―」に変換されます。
この機能は初期値で「オン」になっています。
キーを押したときに、それを拡大表示する
「
文字プレビュー」を

(オン)
にすると、
キーを押したときに、その文字が拡大表示されます。
この機能は初期値で「オン」になっています。
日本語入力時には全角スペースを使う
「
スマート全角スペース」を

(オン)
にすると、
日本語入力時(日本語キーボード使用時)には、スペースキーを打つと全角スペースが入力されます(iOS13以降)。
ただし日本語キーボード使用時でも、変換候補で半角文字列を選択すると、その後ろに入力したスペースは半角になります。
この機能は初期値で「オン」になっています。
「オフ」にすると、常に半角スペースが入力されます。
最初の文字を自動的に大文字にする
「
自動大文字入力」を

(オン)
にすると、
アルファベットの文章の、最初の文字が自動的に大文字になります。
この機能は初期値で「オン」になっています。
英語のスペルチェックをする
「
スペルチェック」を

(オン)
にすると、
英語のスペルチェック機能が有効になります。英語として正しくない綴りを入力すると、そこに下線がつきます。
この機能は初期値で「オン」になっています。
英語の入力候補を表示する
「
予測」を

(オン)
にすると、
英語キーボードでも、日本語のような「予測」入力機能が使えます。
キーボードの上部に、入力予測候補を表示します。 使用しているアプリや、メールの場合はその宛先なども考慮して、ユーザーがそのアプリ、その相手に対してよく使う表現を学習して、最適な候補を表示してくれます。
その候補をタップすればそれが選択されます。 強調表示されている候補を選択するには[Space]か[.]をタップしてもOKです。
対応言語は英語(米国、英国、カナダ、オーストラリア各国に最適化)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語(ブラジルポルトガル語に最適化)、スペイン語、タイ語のみです。
この機能をQuickTypeと呼んでいます(iOS8以降)。
この機能は初期値で「オン」になっています。
タップせずにスライドだけで入力する
「
なぞり入力」を

(オン)
にすると、
ひとつひとつ文字をタップする必要がなくなり、入力したい文字を順になぞるだけで入力できます。
スワイプゼスチャでより高速に文字入力ができます。
対応言語は英語、簡体中国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語のみです。
この機能をQuickPathと呼んでいます(iOS13以降)。
この機能は初期値で「オフ」になっています。
文末のピリオドを簡単に入力する
「
ピリオドの簡易入力」を

(オン)
にすると、
[Space]のダブルタップで「. 」(ピリオドとスペース)が入力されます。
この機能は初期値で「オン」になっています。
もっと文字入力の方法/キーボードの使い方を知りたい