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ミュージックアプリでジャケット画像/アートワーク/カバーアートを設定する方法

iTunes
アートワーク/カバーアートとはiTunesやiPod/iPad/iPhoneなどで、曲の演奏中に画面に表示される写真・画像のことです。 通常はCDのジャケットの画像などを設定しておきます。 もちろん、ジャケット画像の代わりにデジカメ写真など、自分の好きな画像を指定することも出来ます。
なお、好きなアートワークが設定・変更できるのは、パソコンのiTunesに登録した音楽・ビデオ等のみです。 iPod/iPad/iPhoneでアートワークを設定・変更することはできません。 まずパソコンでアートワークを設定したうえで、その音楽・ビデオ等をiPod/iPad/iPhoneに転送します。

iTunes Storeから自動で設定する

iTunes
iTunes7以降では、iTunes Storeからジャケットの画像を自動でダウンロードする機能が追加されました。 [ファイル]-[ライブラリ]-[アルバムアートワークを入手]を選ぶだけです。 iTunes Storeで扱っているアルバムなら、自動的に設定してくれます。
なお、iTunes Storeから自動でダウンロードされるアートワークの画像は、音楽/ビデオファイルとは別の場所に格納されます。 下に示す自分で用意したジャケット画像を設定する場合のように、音楽/ビデオファイルそのものを肥大させるようなことはありません。 ただし、アートワークを自動ダウンロードするには、Apple IDを使ってiTunes Storeにサインインしている必要があります。 Apple IDの登録とiTunes Storeへのサインイン方法については、 Apple IDの作り方・使い方 のページで詳しく解説しています。ご参照ください。

ミュージックアプリでジャケット画像/アートワーク/カバーアートを設定する方法

ここでは、自分で用意したジャケット画像を設定する方法を紹介します。
なお、ここで紹介する方法では、アートワーク画像は個々の音楽/ビデオファイルに直接埋め込まれます。 サイズの大きな画像を指定すると、音楽/ビデオファイルのサイズ自体も大きくなり、プレイヤーの容量を圧迫してしまいます。 画像は800ピクセル角程度に縮小してから設定した方がよいと思います。 また正方形の画像を使うと、iTunesできれいに並んで表示されます。
iTunes iTunesの左上のカテゴリ名をクリックすると、ミュージック、ムービー、その他ライブラリの表示カテゴリを切り替えることができます。 ここで「ミュージック」「ムービー」など設定したいメディアを選びます。
iTunes 画面右の「アルバム」「曲」などと書かれた部分をクリックすると、表示方法を変更できます。 「曲」を選ぶと「リスト」表示に切り替えることができます。
曲の選択
iTunes アートワークを設定したい曲を選択し、右クリックメニューを表示させます。 そこで「曲の情報」「ムービーの情報」「テレビ番組の情報」「オーディオブックの情報」「プロパティ」などと書かれたメニューを選択します。
iTunes すると、各曲ごとの設定ダイアログが表示されます。
iTunes アルバム、または複数のコンテンツを選択して右クリックしたときには、このような警告が表示されます。 「はい」を選びます。
iTunes するとプロパティ画面が開きます。「アートワーク」タブを選ぶとこのような画面になります。 ここに画像をドラッグ&ドロップしてもOKです。
左下の「アートワークを追加」をクリックすると・・・
iTunes このようにファイル選択の画面になります。 ここでパソコン内に格納されている写真などを選択して設定することができます。
webサイトなどの写真をブラウザの右クリックメニューで「画像をコピー」して、「アートワーク」欄に「ぺースト」するだけでもOKです。
ジャケットの写真は、 Amazon.co.jpなどの 音楽CDのオンラインショップや、アーティストのオフィシャルwebサイトなどで探します。 あちこち巡って、大きくてきれいな画像を探しましょう。 スキャナやデジカメで、自分でジャケットの画像を作ってもOKです。
ただし、複数の曲にアートワークを同時に設定する時は、そのすべての曲に同じアルバム名、アーティスト名が設定されている必要があります。 そうでない場合、または「アーティスト」欄が空白の曲が混じっていると、アートワークを設定することができないのでご注意ください。 曲へアルバム名、アーティスト名を設定する方法は音楽・ビデオの情報(プロパティ)を設定する方法をご覧下さい。
ビデオの1シーンをアートワークに設定する
iTunes ビデオの場合は、そのビデオの中の好きなシーンをアートワークに指定することも出来ます。 iTune上でそのビデオをダブルクリックして再生し、アートワークとして使用したいシーンで一時停止し、右クリックメニューから「ポスターフレームを設定」を選ぶことで、その画面をアートワークとして指定可能です。
あるいは、音楽ファイル同様、任意の画像ファイルを準備すれば、それを動画ファイルのアートワークとして追加設定することも可能です。
「テレビ番組」に分類したビデオは、その第一話(「トラック番号」が一番若いもの)にアートワークを設定すれば、それがその番組全体のアートワークとしても使用されます。 なお、 「ムービー」の場合 は縦長の長方形(ビデオのジャケット形状)、 「テレビ番組」の場合 は正方形の画像を使うと、iTunesできれいに並んで表示されます。
複数のアートワークを設定する
ひとつの曲やアルバムに、複数のアートワークを設定することも可能です。 つぎつぎと上の手順を繰り返すだけでOKです。 この場合、プロパティのアートワークの画面で、画像を左右にドラックすると順序を入れ替えることができます。 iPod/iPad/iPhoneの (ミュージック)アプリ では、先頭に設定したアートワークが表示されます。
プロパティが変更できない!?
iTunes 曲によっては、アートワークをドラッグ&ドロップしても変更できない場合があります。 これは、現在のパソコンのセキュリティ設定で、その音楽ファイルが格納されているフォルダが更新不可になっています。 古いパソコンから受け継いでコピーしてきた曲などで発生する場合があります。
こんな時は、Windowsのエクスプローラーで、そのフォルダのアクセス権を変更します。 ユーザーに「変更」の権限を与えます。

ジャケット画像/アートワークの削除方法

各曲には複数のアートワークを設定することができますが、「演奏中」画面に表示されるのは、先頭に設定したアートワークとなります。 一旦設定したアートワークが気に入らない場合、より高解像度・きれいな画像を入手したので入れ替えたい場合などは、 一旦すでに設定済みのアートワークを削除して、新しい画像を設定しなおします。
iTunes アートワークを削除する場合は、アートワーク画像を右クリックすると表示される「アートワークを削除」を選びます。
iTunes または、プロパティ画面の、左上のアートワーク画像をクリックし[Del]キーを押しても削除できます。
なお、アートワークの変更をiPod/iPad/iPhoneに反映させるには、一度その曲をiPod/iPad/iPhoneから削除して、再度転送する必要があります。 一旦対象の曲を含むプレイリストなどのチェックをオフにして同期し、その後オンにして再同期することによって、最新のアートワークがiPod/iPad/iPhoneに転送されます。

アルバムアートワークが表示されない/間違ったアートワークが表示される

Windowsパソコンで使用を開始した/「復元」したiPod/iPad/iPhoneを、Macパソコンで使用すると、この現象が発生する場合があります。 この場合、改めてMacパソコンで「復元」操作を行ったうえで、音楽やビデオを全部入れなおせば、現象は起きなくなります。