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ウォレット(Wallet)アプリの使い方

ウォレット(Wallet)アプリは、航空券の電子チケットや、クレジットカード、交通系ICカード、さらにはホテルや車の電子キーをまとめて管理できるアプリです。 空港や関連ショップに近づくと、自動的にチケットが表示される機能もあります。 iOS9より、名称がPassbook(通帳)からウォレット(Wallet:財布)に変わりました。
ウォレットアプリで電子チケットを使うのは簡単。 ウォレットアプリに対応したチケットを発行しているサイトで、「Walletに追加」などと書かれたボタンをタップするだけです。
また、クレジットカード、交通系ICカード情報を登録すると、タッチするだけで支払ができる「Apple Pay」も使えます。

Apple Payの使い方

2016年10月25日から、日本でもクレジットカードより安全な電子マネー:Apple Pay(アップル・ペイ)がスタートしました。 ウォレットアプリにクレジットカードや交通系ICカードを登録する方法については、下記をご覧ください。

電子チケットの使い方:ANAの場合

iPhone (ANAアプリ) やパソコンのWebサイトなどから国内線を予約したら、ANAアプリで予約確認画面を開きます。 ([ANAアプリ]-[My Booking]-[(チケット画像をタップ)])
iPhone 予約確認画面から[Walletに追加]-[Apple Walletに追加]とタップします。
iPhone すると電子チケットが画面に表示されます。 右上の「追加」をタップすれば完了です。
チケットを往復分購入したときは、1枚1枚[Apple Walletに追加]をタップします。
ウォレットアプリへの電子チケットの追加は何度でもできます。 同じチケットを何度も追加しても、実際にウォレットアプリに格納されるのは1枚だけです。
iPhone つづいて(ウォレット)アプリを起動してみましょう。 このように電子チケットが登録されています。 チケットをタップすると・・・
iPhone バーコードが表示されます。 これを空港ゲートのカードリーダにかざせば飛行機に乗れます。 また、ウォレットアプリに航空券を登録しておけば、空港に着くと自動的にチケットが画面に表示されたり、遅延状況が報告されたり、出発時刻、搭乗ゲートなどが通知されて便利です。

電子チケットの使い方:JALの場合

iPhone (JALアプリ) やパソコンのWebサイトなどから国内線を予約したら、JALアプリで予約確認画面を開きます。 ([JALアプリ]-[予約確認・変更]-[xx月xx日 JALxxx便(便名)])
予約詳細画面を下までスクロールするとこのような画面になります。 ここで[バーコードを取得]-[次へ」とタップします。
iPhone このような画面になります。[Walletに登録]をタップします。
iPhone すると電子チケットが画面に表示されます。 右上の「追加」をタップすれば完了です。
チケットを往復分購入したときは、1枚1枚[Walletに登録]をタップします。
ウォレットアプリへの電子チケットの追加は何度でもできます。 同じチケットを何度も追加しても、実際にウォレットアプリに格納されるのは1枚だけです。
iPhone つづいて(ウォレット)アプリを起動してみましょう。 このように電子チケットが登録されています。 チケットをタップすると・・・
iPhone バーコードが表示されます。 これを空港ゲートのカードリーダにかざせば飛行機に乗れます。 また、ウォレットアプリに航空券を登録しておけば、空港に着くと自動的にチケットが画面に表示されたり、遅延状況が報告されたり、出発時刻、搭乗ゲートなどが通知されて便利です。

Apple Watchで電子チケットを使う

iPhone iPhoneのウォレットアプリに登録した電子チケットは、Apple Watchに連携されます。 Apple Watchで(ウォレット)を起動するとこのようになります。 チケットをタップし、画面をスクロールするとバーコードが表示されます。 これを空港ゲートのカードリーダにかざせば飛行機に乗れます。

クレジットカードや交通系ICカードを登録する

iPhone クレジットカードや交通系ICカードをウォレットアプリに取り込むことも可能です。 (ウォレット)アプリを開き、 右上の「+」ボタンをタップします。
iPhone このような画面になります。 追加したいカードのタイプを選択して画面の指示に従います。
以前ApplePayで使用していて現在は削除されている(サーバーに保管されている)カードがあると「以前ご利用のカード」という項目が表示されます。 これをタップすると削除したカードを復活することができます。
より詳しい手順についてはApple Payの使い方 Suica/PASMOをiPhoneで使う方法をご覧ください。
iPhone なお、上の画面で「交通系ICカード」を選ぶとこのような画面になります。 日本国内だけでなく、海外の交通系ICカードも手元にあればすぐ登録することができます(iOS15以降)。

電子チケット・クーポンの更新・削除

iPhone 電子チケット・クーポンを開いて、右上の をタップすると・・・
iPhone このように電子チケット・クーポンの詳細情報が表示されます。 ポイントカードなど、ポイント数が更新されないときは「自動アップデート」を タッチパネル:ON(オン) にしましょう。
使い終わった、不要になった電子チケット・クーポンの削除は手動で行います。 「パスを削除」をタップすると・・・
iPhone このように確認画面が表示されます。 「削除」をタップすればOKです。

期限切れの電子チケット・クーポンを表示する/隠す/管理する

期限切れの電子チケット・クーポンを再度表示したり、管理画面で削除したりすることができます(iOS15以降)。
iPhone 期限切れの電子チケット・クーポンは自動的に隠されます(iOS15以降)。 (ウォレット)アプリを開き、 画面を上に向かってフリックすると、一番下に「期限切れのパス○○枚を表示」ボタンが現れます。 これをタップすると・・・
iPhone このような画面になります。期限切れの電子チケット・クーポンが一覧表示されます。 各チケットをタップすると、その詳細を表示することができます。 画面左上の「編集」をタップすると・・・
iPhone このような画面になります。 各チケットの左の「○」をタップしてチェックを入れたうえで、画面下の「削除」または「非表示を解除」をタップすると、それぞれのチケットを削除したり再度表示したりできます。
iPhone なお、期限切れの電子チケット・クーポンを自動的に隠す機能は、 設定(設定)- (ウォレットとApple Pay) 画面の「期限切れのパスを非表示」でオン/オフできます。

電子チケット・クーポンをほかのiPod/iPad/iPhoneに送る

iPhone この画面で、右上の (共有)をタップします。
iPhone
このような画面になります。 このチケットをEメールAirDropでほかのiPod/iPad/iPhoneに送ることができます。

電子チケット・クーポンをすべてのデバイスで同期する

同じApple IDでiCloudにサインインしている iPod / iPad / iPhone / AppleWatch / Mac などのすべてのデバイスで、データを同期することができます。 iCloud で下記の設定を行うと、一つのデバイスで入力・編集した情報が、あなたがお持ちのすべてのデバイスで参照できます。 また機種変更時なども、iCloudにログインするだけで過去のデータが取り込まれます。
iTunes 設定(設定)画面で自分の名前をタップします。
iTunes このような画面になるので[iCloud]をタップします。
iPhone するとiCloudのメニュー一覧が表示されます。 「ICLOUDを使用しているAPP」欄から、このアプリを探します。 見つからないときは「すべてを表示」をタップします。
iPhone アプリ一覧が表示されるので (ウォレット)を タッチパネル:ON(オン)にします。
なお、この設定はデバイスごとに指定可能です。 あなたが所有するすべてのデバイスで タッチパネル:ON(オン) にすれば、すべてのデバイスで同じデータを見ることができます。

Appleアカウントカード (旧iTunes Pass)を使う

アップルは、2014年7月より、最寄りのアップルストアで、自分の好きな金額をApple IDにチャージできる「iTunes Pass」を開始しました。 また2022年5月のiOS15.5アップデートで、「iTunes Pass」を「Appleアカウントカード(Apple Account Card)」に名称変更しました。 「iTunes Pass」を利用するには、あらかじめオンラインiTunes Stroreアプリで、ウォレットアプリに電子チケット「iTunes Pass」を登録しておく必要があります。 「Appleアカウントカード」を利用するには、(ウォレット)アプリで「+」マークをクリックしてカードの追加画面を開き、「Add Apple Account(Appleアカウントを追加)」を選びます。
ただし日本ではまだ「Appleアカウントカード」への名称変更/サービス提供は行われていないようです。
iPhone まずは (iTunes Store)を開き、画面を下まで辿ります。 するとこのような画面になるので「コードを使う」をタップします。
iPhone するとiTunes Store(Apple ID)のパスワードを聞かれた後、このような画面になります。 ここで、iTunes Passの「利用を開始する」をタップします。
なお、iTunesカードのバーコードはここからカメラで読み込んだりキーボードから入力したりできます。
iPhone するとこのような画面になります。「iTunes PassをWalletに追加」をタップします。
iPhone あなたのApple IDが書かれた電子チケット「iTunes Pass」が画面に表示されます。 右上の「追加」をタップします。
iPhone するとこのような画面になり、登録は完了です。 ここで「iTunes PassをWalletに表示」をタップすると・・・
iPhone (ウォレット)アプリが起動して、「iTunes Pass」が画面に表示されます。 最寄りのアップルストアに行き、店員さんにこのバーコードを見せ、チャージしたい金額を支払うだけでOKです。

電子チケット・クーポンを入手する

電子チケットや電子クーポンを発行している主要なショップには、次のようなところがあります。

電子チケット・クーポンを発行する

電子チケットや電子クーポンを発行するサービスには、次のようなところがあります。 枚数などの制限がありますが、無料で発行することも可能です。 あなたがお店のオーナーの場合、集客に利用してみてはいかがでしょうか。