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コンパス(方位磁石)/水平儀/水準計の使い方

2009年6月以降に発売されたiPhone/iPad(3Gモデル)には、電子コンパスが内蔵されています。 特にiPhoneでは、この電子コンパスの示す方位を、コンパスアプリから見る事ができます。 いつでもどこでも、キャリアの電波が圏外の場合でも、自分の向いている方位を知ることができます。 ただし、その精度はあまり良くありません。おおよその方角を知るための参考に使うのが良いでしょう。

コンパスアプリのインストール

コンパスのクイックアクション

iPhone アイコンを長押しするか、または 「3D Touch」に対応したモデル(iPhone 6s / 6s Plus(2015年)~iPhone XS / XS Max(2018年)、ただしSE, XRを除く)では、 アイコンを強く押すと、図のようにクイックアクションを呼び出せます。 コンパスまたは水準器に直接アクセスできます。
また「ホーム画面を編集」をタップすると、 ホーム画面の編集・アイコンの並べ替え ができます(iOS13以降)。

コンパス(方位磁石)の使い方

キャリブレーション
iPhone 電子コンパスは、周りにある磁気を発するもの(電子機器)やイヤホン、金属などの影響を受けて、狂ってしまうことがあります。 キャリブレーションが必要になると、この画面が表示されます。
磁気を発するものから遠ざかった状態で、コンパスを起動した状態でiPhoneをぐるぐる回します。赤い玉が何周か回るように動かせば良いようです。 コンパスを起動した状態でしばらくうろうろあちこち向いていると精度が合ってきます。
方位を読む
iPhone iPhoneを地面に対して水平に持つと、iPhoneの上の方向が向いている方位が画面に表示されます。 また画面の下には、GPSから取り込んだ現在の座標が表示されています。
iPhone Settings(設定)-[コンパス]画面で、 「磁北」を示すか「真北」を示すかを選択することができます。
地球の磁気(地磁気)が示す「北」は、本当の北極と少しずれています。 電子コンパスが検出した地磁気の「北」をそのまま表示するモードが「磁北」です。 「磁北」に対して補正をかけたのが「真北」です。

方位を記録する

iPhone 画面をタップすると、そのときの方位が記録されます。 iPhoneを回転させると、記録した方位との差分が赤く表示されます。
もう一度画面をタップすると、記録した方位がリセットされます。

水平儀/水準計の使い方

iOS12から、水平儀/水準計の機能がコンパスアプリから計測アプリに移されました。

Apple Watchでコンパスを使う

Apple Watchでもコンパス/水平儀/高度計を使うことができます。 ウェイポイント(通過点)を記録したり、バックトレース(遭難に備えて経路を記録)することもできます。