ローマ 古代遺跡の街を観光
- 2006年04月29日~05月05日
- 使用エアライン:KLMオランダ航空(B747-400,B737-800,A319,B777-200)(アムステルダム乗り継ぎ:帰路ローマ-アムスはアリタリア機)
歴史の街へ

第1日:バチカン、スペイン階段、盛りだくさんな散策

地下鉄1日券(B.I.G.)4ユーロを購入して、バチカン、サン・ピエトロ寺院を目指します。 この日も朝は雨が降ったりやんだり。地下鉄の出口では、観光客相手の傘売りが待ち受けていたりします。 世界最大とも言われる大聖堂は迫力満点。美しいミケランジェロのピエタ像に見入ります。 内部をじっくり見学したら、つぎはエレベータで「クーポラ」の見学(7ユーロ)に出発します。 「聖なる扉」の前から長い行列が出来ています。クーポラに登るなら是非とも午前中に。時間が遅くなるほど行列が長くなります。 エレベータを降りると、ドームの縁から祭壇を見下ろすことが出来ます。再度この寺院の巨大さを実感します。 ここからさらに300段以上の階段を上り、クーポラのてっぺんに着くと大パノラマが楽しめます。

つづいてショッピング街:Cola di Rienzo通りを抜けて地下鉄Lepanto駅へ。地下鉄Flamino駅から街歩き再開。



ここでまた地下鉄に乗りRepubblica駅へ。 ミケランジェロが遺跡を利用してデザインしたという、趣のある サンタ・マリア・デッリ・アンジェロ教会 や、 モーゼの噴水、ベルニーニの「 聖テレーザの法悦 」があるサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会などを巡ります。 さらに4つの噴水が各コーナーにあるQuattro Fontane通りをすぎて、サン・カルロ・アッレ・クアトロ・フォンターネ教会へ。 クーポラの立体模様 が窓から差し込む光に照らされてとても美しい模様を描いています。 ベルニーニによる、奥行きより幅のほうが広いというサンタンドレア・アル・クイリナーレ教会では、楕円形の小さな聖堂を見学します。 さらにローマで一番高く、大統領官邸があるクイリナーレの丘へ。 ここの坂を下るとトレビの泉です。4月30日は現地の連休にもあたり、まるで通勤ラッシュの駅のような混雑。 ここで泉の脇に座ってまたしばしの休憩。そろそろ足の疲れも限界です。ホテルに向かって歩き出します。
映画「ローマの休日」で王女の記者会見のシーンで使われたコロンナ宮はこの近くですが、土曜日のみの公開のため今回は見学のチャンスがありません。 しかたなく脇を回り、コロンナ宮の建物と軒続きのサンティ・アポストリ教会をちょっと覗いていきます。 最後の観光は、ホテルのすぐ近くのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂。 そしてテルミニ駅地下のスーパーConadでお買い物をしてホテルに戻ります。
初日にしては実に盛りだくさんの観光でした。
第2日:真実の口


小さな凱旋門であるジァーノ門をくぐり、サン・ジョルジョ・イン・ヴェラブロ教会へ。 質素な外観に、内部の寄せ集めのローマ時代の石柱が面白い味を出しています。 つづいて競技場だったというチルコ・マッシモをのんびり散歩してパラティーノの丘を目指します。

つづいて コロッセオ へ。ローマ観光のハイライトの一つです。 実に多くの観光客が集まり、出店やら大道芸を披露する芸人、そしてニセブランドものを売るアヤシイ露天商などでにぎわっています。 しばしにぎやかな雰囲気を楽しみ、 フォロ・ロマーノ を抜けて ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂 へ向かいました。 ここからさらにパンテオンまで足をのばしましたが、祝日は13:00で終了していて中には入れませんでした。 そこでナヴォーナ広場脇のリストランテでパスタの遅い昼食(夕食?)を摂りました。 メイデーはバスも少なくホテルまで戻るのも一苦労。またまたコロッセオまで歩いて地下鉄でホテルへと戻ったのでした。
第3日:ヴァティカン博物館

続いて地下鉄Barberini駅まで移動し、V. Veneto通りをウインドーショッピングしました。 ランボルギーニのショールームを覗いたり、Hard Rock CafeでTシャツを買ったり、 そして15分も歩くとローマを取り囲む城壁のピンチアーナ門からボルゲーゼ公園に到着です。
公園でしばし森林浴を楽しんだあと、バスでテルミニ駅に戻り、またまたホテルの近くの サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂 と サンタ・プデンツィアーナ教会 を見学しました。 この教会のそばにあるスーパーでカラフルなスプーンなどの日用雑貨を見学、食料を買い物をしてホテルへ戻りました。
第4日:ボルゲーゼ美術館


つづいて駅に戻って2階のレストランで軽く昼食を摂りました。そのあとは 110番のオープン観光バス でローマ一周と考えていましたが、11時になっても1時間半待ちの大人気、今回はあきらめました。 40番のバスでヴェネツィア広場まで行き、再度トレビの泉へ。 だまし絵のクーポラ があるサンティニャツィオ教会、そして念願のパンテオンを見学しました。 サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会では ミケランジェロの「 あがないの主イエス・キリスト 」像に、コインを投入して照明灯をつけて写真を撮影。 ナヴォーナ広場 でのんびりしたあとは、バスで 共和国広場 へ戻ります。 プラネタリウムだったという アウラ・オッタゴナ を見学。入場は14:00までのはずでしたが、15:00すぎにも入れました。 最後にまたお気に入りのサンタ・マリア・デッリ・アンジェロ教会を見学して、ホテルに戻りしばしの休憩。 ホテルそばのトラットリアでラザニア、カツレツ、ティラミス、エスプレッソの夕食を摂ったのでした。
帰国
出発の日はまだ日も昇らないうちからホテルを出発。 朝05:52のレオナルド・エクスプレスで空港へと移動です。 免税手続きを終え、軽く朝食を取りアリタリア機でアムステルダムへ。 アムステルダムの乗り換えでは3時間の時間があり、巨大な空港の中にはショップもたくさん、たっぷり買い物が楽しめました。
毎日毎日歩きづめで疲れましたが、実にたくさんの教会や史跡を回ることが出来、満足の旅行でした。
飛行機からオーロラを見る
ヨーロッパの夜便では、北側の席に座るとオーロラが見えることがあります。 詳しくはヨーロッパ国際線の飛行機からオーロラを見るをご覧ください。 皆さんも北側の窓側に席が取れた時は、眠いのを我慢してぜひオーロラを探してみてください。