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ハワイ・マウイ島旅行記 ドライブ&シュノーケリング

  • 2014年12月01日(月)~2014年12月07日(日)
  • 使用エアライン:JAL&ハワイアン航空(行き:JL80 HND-HNL B777-200, HA216 HNL-OGG / 帰り:HA285 OGG-HNL, JL785 HNL-NRT B767-300)
  • ホテル:Sheraton Maui Resort & Spa

羽田深夜便でマウイ島へ


前回の訪問からちょうど20年、今回は、思い出のマウイ島に再訪しました。 現在仕事の関係上長期の休暇が取れない私には、羽田深夜便の利用がとても便利です、連続4回目です。
サーフィンをするサンタのクリスマスオーナメント
今回も会社帰りに東京モノレールで羽田空港へ。 毎度の国際線ターミナルにあるシャワールームで汗を流して着替えます。 飛行機は寒い日本を定刻23:40に離陸、ホノルル乗換後、マウイ島のカフルイ空港に着くのは、時間が戻って同日の14:20です。 今回現地の交通手段はダラーレンタカーのガソリン代込みのプラン、帰りの飛行機が朝早いこともあり、返す前に給油が不要なのが便利です。 ただ、マウイ島のダラーレンタカーのオフィスはすごい混雑。実に2時間近い行列待ちが必要でした。 前年のカウアイ島ではそんなことはなかったのですが・・・
ビーチから見たSheraton Maui Resort & Spa

ホテルはカアナパリのリゾートエリア端に位置するSheraton Maui Resort & Spa。 ホテルのビーチにある、ブラック・ロックという岩場の岬周辺がシュノーケリングに良いということで、このホテルを選びました。 前回はWestin Maui Resort & Spaを利用しましたが、 カアナパリの砂のビーチでは、シュノーケリングは楽しめませんでしたから。 ただ、ホテルとしては、カアナパリのより中心にあるWestinのほうがにぎわっていました。
ホエラーズビレッジのモニュメント

ということで初日の夜はさっそくショッピングセンター:ホエラーズビレッジ(Whalers Village)に向かいます。 ここも20年ぶり。最初は良い行き方がわからず、表通りの自動車道路沿いを歩いていましたが、海岸沿いの遊歩道を歩くとぐっと早くたどり着きます。 その日は、ホエラーズビレッジのフードコートにあるハンバーガーショップ:Ruby's Dinetteで夕食にしました。 やはりアメリカのハンバーガーはおいしいです。 そして帰りにABCストアで、滞在日数分のビールと、デザートのカットパインを買って帰ります。 やはりハワイの夜のデザートは、カットパインできまりです。

ハレアカラ火山の夕日ドライブ


翌日(12/02)は晴れたので、さっそくハレアカラ火山(Haleakal? National Park)の夕日見学に向けてドライブです。 この季節、マウイ島の天気は不安定で、火山に向かうなら晴れた日を選ばなければいけません。 夕日を見るために遅めにホテルを出発、まずはその前にイアオ渓谷(Iao Valley State Park)を目指します。 この辺りはいつも曇っていて、12月ともなるとハワイといえどもやや肌寒い感じです。
イアオニードルこと尖峰クカエモク
駐車場はあまり広くないですが、観光客の出入りも多く、お昼ごろに行ったときは駐車には困りませんでした。 イアオ渓谷のハイライトは、イアオニードルこと尖峰クカエモク。遊歩道が整備されており、駐車場からほんの10分ほどでこの展望台に到着します。 ただこのハイライトを見るだけなら20~30分もあれば十分です。 また、下のほうには渓流が流れており、心地いい川沿いの散策も楽しむなら40~50分はとっておきたいところです。
クイーン・カアフマヌ・センター

ハレアカラの日没にはまだ時間があるので、今度はカフルイの町にあるショッピングモール、クイーン・カアフマヌ・センター(Queen Ka'ahumanu Center)に寄ることにしました。 マウイ最大とも言われていますが、やはりアメリカ本土のショッピングモールと比べると、こじんまりとしています。 ここでは、寒いハレアカラの山頂にそなえて、ズボンを購入しました(笑)。 また、冬のハワイならでは、サーフィンをするサンタのクリスマスオーナメントも買えます。
クラ・ロッジ
そしていよいよハレアカラ火山を目指します。 標高は3,000mもあるというのに、山頂の駐車場まで道が整備されており、運転は楽。 日本の狭い山岳ドライブコースよりよっぽど楽に走れます。 途中、山道に入る前に、レストラン&ショップのクラ・ロッジ(Kula Lodge)に寄って、お土産を買います。 Tシャツなど、ハレアカラグッズはここにしかないものも多く、ぜひとも寄りたいところ。 ショップにしろ、ビジターセンターにしろ、夕日見学では帰りには寄れないので、行きの時間を考えながら行動する必要があります。
途中、国立公園の入り口にはゲートがあり、車1台につき入園料10ドルを払い、パンフレットをもらいます。 入園料は当日含め3日間有効です。何度も訪れる予定あがある場合は、レシートをなくさないようにしましょう。
山頂の駐車場はざっと数十台程度の駐車スペースがあります。我々が着いたのは日没の1時間半ほど前。
不思議な形をした植物「銀剣草」
日没の1時間前まであたりであれば、まだ観光客の出入りも多く、スペースにも余裕があります。 しかし日没の時間が近づくと駐車場はいっぱい。あきらめて帰る人もいるようでした。 駐車場についたらまず車内で防寒対策、ダウンのジャケット、長ズボンを着込みます。 そして山頂散策。不思議な形をした植物「銀剣草」もあちこちに見ることができます。 山頂には天文台もあり、展望台から眺めることができます。 また、雄大なハレアカラの火口はもちろん、遠くハワイ島のマウナ・ケア、マウナ・ロアの山頂も望むことができます。 また、ちょっとした展望室もあり、日没までの間、寒さから身を守ることもできます。 日没待ちの間、山頂でiPhoneを使ったタイムラプス動画を撮影してみました。
マウイ島 ハレアカラ山頂
YouTubeで見る

そして日没。晴れていればとても美しい夕日を見ることができます。 山頂は広いので、特に「場所取り」なども必要なく、思い思いの場所で、雲海と沈みゆく太陽を見ることができます。 多くの人は、渋滞を避けるためか、日没するとすぐ帰りはじめます。 しかしここは、さらに20~30分ほど、日没後の空の色の変化もじっくり見ることをお勧めします。 空の色は日没後のほうが美しいです。 また、空ばかりでなく、マアラエアやカフルイの町の夜景も眺めてみましょう。 すっかり星空になったら、車に戻り、魔法瓶につめた暖かい飲み物と、ちょっとしたお菓子をつまみます。 帰りは真っ暗な山道ですが、道は広く見通しもよいので特に困ることはありません。

ホテルのビーチでシュノーケリング


翌日(12/03)は、同じ朝食券が使える系列ホテル:ロイヤル・ラハイナ・リゾート(Royal Lahaina Resort)を訪れました。
ブラック・ロック
Sheraton Maui Resort & Spaに比べると素朴な感じで、長期滞在向きなようでした。 そして昼間はブラック・ロック周辺でシュノーケリングを楽しみます。 やや曇りがちの天気で、水中の透明度も今一つでしたが、そこそこ海中散歩も楽しめます。 このブラック・ロック周辺には毎日のようにウミガメが訪れます。 この日は岩の上から少しだけ、でしたがウミガメを見ることができました。
午後は無料シャトルバスに乗ってラハイナの街に向かいます。
マウイ・コーヒー(Maui Grown Coffee)
巨大なバニヤン・ツリーは20年前と同じく、街の中心にそびえていました。 まずは、楽しみにしていたマウイ・コーヒー(Maui Grown Coffee)のショップを覗きます。 ちいさなショップですが、いろいろなフレーバーのコーヒーが棚いっぱいにそろっており、店員さんが持ってくるコーヒーを試飲しながら選べます。 このお店はネット通販にも対応しています。 また、すぐ近くには、コーヒー工場の煙突やSLなどが展示されており、自由に見学できます。
ブラック・ロックのトーチセレモニー

夕方はホテルのビーチでブラック・ロックのトーチセレモニーを見学します。 歴史的由来を説明するアナウンスが流れる中、戦士がトーチを掲げてビーチを走り、軽やかにブラック・ロックに登っていきます。 そしてうやうやしくトーチを掲げ、海に投げ込んだ後、自らもカッコよく海に飛び込みます。 ビーチに集う観客からは拍手が上がります。 事前に調べた情報では、毎日行われているとのことでしたが、我々の滞在中はこの日が最後で、その後は実施されませんでした。
ホテルのビーチ・チェアに寝そべって眺めるヤシの木とマウイの空

夕食は車を出して、ラハイナ周辺のショッピングモールで安い食料を探します。 しかしスーパーにはすぐに食べられるものは置いていなく、またフードコートのお店も夜にはしまってしまいます。 結局、ファーマシーWalgreens近くのPanda Expressで中華プレートを買って帰り、ホテルでビールとともに楽しみました。

ホテルのビーチでひたすら読書


12/04 この日は特に予定も入れず、ひたすらのんびりと過ごすことに専念します。 午前中はホエラーズビレッジでお土産を物色。 最近のハワイの定番土産となった、ホノルル・クッキー(Honolulu Cookie Company)のお店で、試食を楽しみつつクリスマス限定品などを見て楽しみます。 午後はホテルのビーチでのんびり読書。デッキチェアに身を横たえて、波の音を聞きつつ、のんびりと午後を過ごします。

水族館、そしてウミガメとの遭遇


12月5日、
水族館:Maui Ocean Center
いよいよ最終日。 この日はマアラエアの港から出る、ホエールウオッチングとモロキニ島のシュノーケリング・ツアーに申し込んでいたのですが、 オフ・シーズンのためか船が変更に、しかもその連絡がうまく受け取れず、ツアーに参加することができませんでした。 ショップからは別の日で再参加可能と連絡がありましたが、滞在最終日でもありこれは無理。残念ながらあきらめました。
そこで、気を取り直して、マアラエア港にある水族館:Maui Ocean Centerを訪問しました。 入館料は$ 25.95。さほど規模は大きくなく、また、いろいろ触れて学べる博物館も併設されており、どちらかというと子供向けの施設です。 しかしサメやウミガメなど、ハワイ周辺の生物をまじかに見られます。また、売店も充実しています。
ブラック・ロック周辺を泳ぐウミガメ

ひとしきり港の雰囲気を味わった後はホテルに戻り、晴れてきたのを良いことに、またブラック・ロック周辺でシュノーケリングを楽しみました。 そして今度はついに水中でウミガメと出会うことができました。 多くの海水浴客がいるなか、ウミガメはそれを気にすることもなく、悠然と水中を泳いで行きました。
午後は最後にまたシャトルバスでラハイナに出かけます。 レストランババ・ガンプ(Bubba Gump Shrimp Co.)で、間近に迫る海を眺めながら、おいしいシュリンプとシーフード、そしてステーキを味わいます。
レストラン ババ・ガンプ(Bubba Gump Shrimp Co.)
また、滞在中あちこちで値段を調べたマカダミア・ナッツを、一番安いお店でゲットします。 余ったドルをお土産に変えて、ホテルに戻ります。
そして最後の午後もビーチでのんびり読書をして過ごしたのでした。

そして帰国の途へ


12月6日は早朝4時にはホテルを出発して、あいにくの雨の中、帰国の途につきます。 ホテルのフロントは無人でしたが、電話で呼び出すと係りの人が出てきて、無事チェックアウト。 レンタカーオフィスには一番乗り。5時の開店と同時に返却し、空港へ。 特にトラブルもなく帰国することができました。