パラオ旅行記 スノーケルツアー&セスナ遊覧飛行
- 2018年04月29日(日)~2018年05月03日(木)
- 使用エアライン:ユナイテッド航空(行き:UA827 NRT-GUM B737、UA157 GUM-ROR B737 /帰り:UA158 ROR-GUM B737、UA828 GUM-NRT B777)
- ホテル:PALAU HOTEL

パラオの観光スタイル
パラオの観光ポイントは海上だったり内陸だったり離島だったり。一般的なホテルの近くには存在しません。 そのため連日朝から夕方まで何らかのツアーに参加することになり、ホテルの利用は朝・夜のみとなります。 なので市街地にあるリーズナブルなホテルを選べば費用を抑えることができます。 そうすれば、帰りの深夜便利用のために1泊余分に予約も可能。午後11時の出発直前まで部屋でシャワーを浴びたりのんびりできました。
乗り継ぎ便の入国と出国
GUAM乗り継ぎの場合は、行きも帰りもGUAMでアメリカへの入国審査、つづいて出国審査をあわただしくこなす必要があります。 スーツケースは目的地まで直行してくれますが、入出国審査で時間をロスしてしまいます。 入国審査の列はESTA登録済みとそれ以外で分かれており、ESTA登録済みのほうが若干流れが速いようでしたが、微妙なところです。 なお、GUAMの出発ロビーにある免税店やショップ・レストラン(フードコート)は24時間(?)営業。帰国時午前4時ごろに着いても、すべてのお店が通常営業していました。 ここで1~2時間は楽しむことができます。
ESTAオフィシャルサイト
便利で清潔なPALAU HOTEL

設備と部屋の広さは日本の中級ビジネスホテルといった感じ。 部屋は白と水色を基調にした海を感じる明るいデザインで、廊下やロビー等、あちこちに魚やマンタなど 海の生物がモチーフに 使われています。

なお、チェックイン時にはUSD50のデポジットを要求されます。 これはチェックアウト時にスタッフが部屋の中をチェックし、器物破損などなければ全額返金されます。 過去よほど器物破損などに悩まされたのでしょう・・・

あと、部屋の扉の立て付けが悪く、施錠・開錠にコツが必要でした・・・
PALAU HOTELオフィシャルサイト
PALAU HOTELの場所を確認する(GoogleMap)
Kumangai Bakeryの場所を確認する(GoogleMap)
PALAU HOTELの空港送迎サービス
ホテルは空港への送迎サービスも行ってくれます。 申し込み方法はEメールで。 行きは直接PALAU HOTELのホームページに掲載されてるコンタクト先メールアドレスに英語で依頼、帰りはフロントで申し込みます。 料金はグループ(部屋)単位にかかり、片道USD25/1部屋。行きはチェックイン時、帰りはチェックアウト時にフロントで支払います。 夜行便に合わせて夜11時のチェックアウトと送迎にも余裕で答えてくれます。
ホテル-空港間は車で約20分弱。 ユナイテッドのGUAM経由夜便(20:40着)を利用すると、パラオ空港に到着して入国手続き・荷物の受け取りなどを終えるのが21:00過ぎ、ホテルの送迎を利用すると、チェックインを終えて部屋で一息つくのが21:30過ぎとなります。 複数ホテルを巡るツアー会社の送迎サービスとは異なり、PALAU HOTEL宿泊者のみのサービスなので、待たされることなくホテルへ直行できます。 同じく帰りは深夜01:45発の夜便を利用。ホテルを夜11時に出ると、ほぼ一番乗りで空港にチェックインできます。
速くなった!?パラオのインターネット事情
これまで衛星通信に頼っていたパラオのインターネット回線ですが、2017年12月に海底ケーブルが開通して格段に改善。 ホテルはもちろん、ほとんどのショップやレストランで無料Wi-Fiが提供されており、 通信速度は平均約600kbps~1Mbpsほどと、国内の公共Wi-Fiサービスと比べても遜色ありません。 ショップやレストランを利用すれば、毎日日替わりのパスワードがもらえます。 このため、特に有料Wi-Fiサービスなどに申し込まなくても困ることはありませんてした。 ただ、朝や夕食どきなど、ショップの利用者が集中する時間帯は、少ないWi-Fiスポットを多人数でシェアすることになるので、速度もガクンと低下します。 また、屋外でマップの参照ができないのが不便です。 はやくモバイルルーターのレンタルなどが利用できるようになってほしいものです。
2大スーパーとお土産屋さん

"WCTC Shopping Center"の2Fにはお土産品専門コーナーがあり、ビスケットやチョコレート、Tシャツも品ぞろえが充実しています。 なお、"Surangel and Sons Co"ではお酒は扱っていません。ビールを買うならWCTCへ。 また、飲料水については、どのツアーに参加しても1人当たり2~3本の水やジュースがもらえるので、特に準備しておく必要がありません。

またコロールのメインストリート沿いには何件かのお土産屋さんがあります。 毎日夕方はお土産屋さんめぐり。 扱う商品はどこも大同小異ですが、値段はショップによって異なります。 ひととおり見て回って欲しいものに目星をつけてから、一番安いショップで買うのが良いかもしれません。
PALAU HOTELの場所を確認する(GoogleMap)
WCTC Shopping Centerの場所を確認する(GoogleMap)
Surangel and Sons Coの場所を確認する(GoogleMap)
Surangel and Sons Coオフィシャルサイト(建設中?)
ノースシュノーケルツアー


貸し出してもらえるのは、3点セット(マスク(水中メガネ)、スノーケル、フィン(足ひれ))の他にライフジャケットと、ビニール製のボートコート。 高速で移動するボートの上は、濡れた水着は冷えるので、ボートコートの貸し出しはとてもありがたいです。
シュノーケルは合計3本。午前2本、午後1本。Evil channel 1,2,3というポイントを案内してくれました。


昼食はジェレチャー(Ngerechur)島に上陸。満月の干潮時ということで、隣のガーケックラウ(Ngerkeklau)島との間には 立派な白砂のロングビーチ が姿を現していました。 このあたりを回るツアーは「ノースシュノーケルツアー」だけなので、ほかのツアー客と会うこともなく、静かにのんびりと自然を楽しむことができます。 約1時間の昼食休憩では、ツアーに付属している お弁当(どらごん亭のハンバーグBENTO) を楽しみました。
美しい海とスノーケリングを堪能してオコトール波止場に戻ると15:00、ここでシャワーを浴び、水着からTシャツ短パンに着替え、ツアー代金を清算します。 バスが波止場を出発したのが15:30頃、PALAU HOTELに戻ったのが17:00頃でした。

なお、この時期、毎日必ず夕方(18:00頃~19:00頃)にはスコールが来ます。 うまくタイミングが合えば、ちょうど食事中に通りすぎてくれます。 心配なときはホテルで傘を借りておくと良いかもしれません。
「とりとり」の下はお土産屋さん「Alii Gift Shop」になっていて、ここで買い物をすると「とりとり」のデザートクーポンがもらえました。 私たちは「とりとり」で食事をした後でしたが・・・
ロックアイランドツアーカンパニー オフィシャルサイト
オコトール波止場の場所を確認する(GoogleMap)
ジェレチャー(Ngerechur)島の場所を確認する(GoogleMap)
Evil channel 1の場所を確認する(GoogleMap)
Evil channel 2の場所を確認する(GoogleMap)
Evil channel 3の場所を確認する(GoogleMap)
居酒屋「とりとり」の場所を確認する(GoogleMap)
新サウスロックアイランドツアー

ボートがオフィス裏手の桟橋を出発したのが09:30頃、そして10:00頃には1つ目の観光ポイントであるミルキーウェイに到着です。 定番の、美容にいいという白い泥を全身に塗って記念撮影、その後泥だらけになったボートをスタッフが掃除する間、ミルキーウェイの海にぷかぷか浮かんで過ごします。

ここでちょっとボートにトラブル発生。2台のエンジンの片方がすぐにエンストする状態に・・・ この後ツアー終了まで、たびたびスローダウンして様子を見ることになりました。 まぁ、そのたびに一息ついて美しい海をじっくり眺められるので、これも悪くなかったです。

つづいて2つめのスノーケルポイント、ダイビングポイントとしても超有名な「Big Drop Off」またの名を「Ngemelis Wall」を、リーフに沿ってドリフトスノーケリングします。 潮が引いていたせいか、あいにくリーフで波が砕けたときにできる泡のため透明度は今一つでしたが、魚影は濃く、クマノミに似た オレンジアネモネフィッシュがイソギンチャクと戯れる姿

スノーケルが終わると次はカープ(Carp)島でバーベキューのお昼ご飯です。 Big Drop Offを12:30頃出発し、またジャーマンチャネルを戻り、カープ島に上陸したのが13:00頃です。

カープ島では、Carp Island Resortの敷地でスタッフがBBQの準備をしてくれます。 この間、シャワーやトイレなどの施設が使えます。 一息ついたら、食事までの間30分ほど、ビーチのベンチやハンモックなどで、各自思い思いの時間を過ごします。 BBQはたっぷりの肉と野菜とおにぎり、お味噌汁もついています。味も量も満足。 ただ問題はハエ。スタッフが払ってくれているのですが、給仕台にはとんでもない数のハエが集まってきてしまいます。
カープ島を出発するともう15:00。 最後の観光ポイント:ロングビーチ を目指します。 ここでもちょっとしたハプニング。お客さんの1人がカープ島でお昼寝して置き去りにされる事態に。 ガイドさんがボートを飛び降りて呼びに行ったのでした。

後は出発地点に向けてひたすらボートを走らせます。 途中、洋上から旧日本軍の砲台を見学し、桟橋に戻ったのが17:00前。 ホテル方面別に車を準備してもらい、ホテルに戻ったのが17:15頃でした。
インパックツアー オフィシャルサイト
インパックツアー オフィスの場所を確認する(GoogleMap)
ミルキーウェイの場所を確認する(GoogleMap)
「クラム・シティ:Clam city」シュノーケルポイントの場所を確認する(GoogleMap)
セブンティアイランドの場所を確認する(GoogleMap)
ジャーマンチャネルの場所を確認する(GoogleMap)
Big Drop Off の場所を確認する(GoogleMap)
Carp Island Resortの場所を確認する(GoogleMap)
ロングビーチの場所を確認する(GoogleMap)
旧日本軍の砲台の場所を確認する(GoogleMap)
MJ Restaurantのハンバーガ

MJ Restaurantの場所を確認する(GoogleMap)
岬の散策

コロールの岬の場所を確認する(GoogleMap)
ジェラートショップL'Amarenaの場所を確認する(GoogleMap)
レストランRed Rooster Cafeの場所を確認する(GoogleMap)
喫茶店Coffee Berryの場所を確認する(GoogleMap)
空撮 パラオ セスナ遊覧飛行 上空から見るセブンティアイランド
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セスナ遊覧飛行

私たちが選んだのは最長のCコース:55分のフライトです。 他のコースとの最大の差は、カープ島、ペリリュー島まで足を延ばしてくれることです。 私たちがまだペリリュー島を観光していないことを伝えたせいか、特にペリリュー島では観光スポット一つ一つを丁寧に解説してくれました。
まず最初に空港脇の小さなオフィスで誓約書の記入と清算を済ませます。 オプション(USD10.0)でオープンドア:扉を外しての飛行が楽しめる、と勧めてくれますが、実はここのセスナは扉を外した状態が基本状態。 だれも扉を閉めた状態で飛ぶことはないようです。 たしかに扉があったら十分に景色を楽しむことはできないでしょう。 また、ツアー参加にはパスポート必携とありますが、チェックされる機会はありませんでした。

空港ではまず搭乗前に飛行機の前で記念写真を撮ってくれます。 西に向かって離陸後最初はコロールの街を超えてミルキーウェイ上空を旋回。 ミルキーウェイは空から見ると、ごく狭い池のような領域で、そこだけ水の色が違っているのがわかります。

次に見えてくるのがジャーマンチャネル、白いサンゴ礁の浅瀬に、くっきりとエメラルドグリーンの帯が確認できます。 そして ジメリス(Ngemelis)島とBig Drop Off 。白い浅瀬のサンゴ礁と紺色の深海部分のコントラストが見事です。ダイビング・スノーケリングツアーのボートがいくつも見えてきます。 振り返ると 左舷には星の形をしたカープ島が 。



ここからはコロールの街までしばし水平飛行。なんと飛行中なのにパイロットが私たちの記念写真を撮ってくれます。 軽く操縦桿に手を添えて、パイロットになったような写真まで。 途中、みごとなロックアイランドの島々を飛行、中にはアーチ状になった島を見たり、 IROと呼ばれるダイビングスポットには、上空からも日本軍のタンカーが沈んでいる姿が見えます。 そしてドルフィンズパシフィックの上空を旋回、いけす(?)に泳ぐイルカの姿も確認できます。
コロール市街上空では宿泊しているホテルを確認し、日本が建設したK.Bブリッジの横に差し掛かるともう滑走路です。 徐々に高度を下げて着陸。 飛行時間はほぼ予定通りの54分。あっという間の空中散歩でした。 そのまま送迎の車に案内され、ホテルに帰ります。 夕食には間があるので、WCTCでカップヌードルを買っておやつにしたのでした。 なお、箸はホテルのフロントで借りました。
スマイルエアー社 オフィシャルサイト
レストラン:Anthias cafeの夕食、Rur Cafeのかき氷

つづいてデザートは、Rur Gift Shopに併設されているRur Cafeのかき氷を。 Mango flavorのふわふわのかき氷 はUSD6.00。2人でシェアすると、食後のデザートにちょうどよい量でした。 そしてRur Gift Shopでお土産を買ってホテルに戻ります。 あとは23時の出発まで、ホテルでのんびりと過ごしました。
レストラン:Anthias cafeの場所を確認する(GoogleMap)
Anthias cafe(FaceBook)
Rur Gift Shop & Cafeの場所を確認する(GoogleMap)
Rur Gift Shop & Cafe(FaceBook)
スノーケリングの楽しみ方
スノーケリングに必要なものは、まずはマスク(水中メガネ)、スノーケル、フィン(足ひれ)のいわゆる「3点セット






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