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バリ島旅行記 ウブド田園地帯の散策

  • 2013年09月06日(金)~2013年09月10日(火)
  • 使用エアライン:ガルーダインドネシア航空(行き:GA887 羽田-デンパサール A330-200 / 帰り:GA887 デンパサール-成田 B777-300ER)
  • ホテル:THE ROYAL PITA MAHA

会社帰りの羽田深夜便


前回に続いて今回も羽田深夜便の利用です。
ホテルのロビー
木曜日19:00頃会社を出て、東京モノレールで羽田空港へ。 国際線ターミナルにあるシャワールームで汗を流してYシャツからTシャツに着替えます。 翌6日金曜日午前01:00に離陸し、朝07:00にはバリ島につきます。
空港からホテルは、事前に申し込んでおいたホテルの送迎タクシーで移動。 9時にはホテルのロビー(?)でウェルカムドリンクをいただきます。 ホテルは緑茂る美しい渓谷の中に作られており、敷地内には花があふれて植物園のようです。 残念ながらまだ部屋には入れないので、ロビーに荷物を預けてさっそくウブドの町に散策に出ます。 ホテルから町へは、頻繁に無料のマイクロバスが出ているので便利。 滞在中は毎日街に出かけていました。

ウブド散策とレゴンダンス鑑賞


初めてのウブドの町は、細いメインストリートに車や特にスクータがあふれておりちょっとびっくり。 もっと静かでのんびりとした街を想像していたのですが、喧騒と排ガスのにおいにやや幻滅でした。
THE ROYAL PITA MAHAホテルの部屋にしつらえられたプライベート・プール
でも通りにいくつかある寺院の敷地に入ると緑があふれ、静かな散策が楽しめます。 目星をつけていたレストランの昼食も安くておいしく、満足できるものでした。 そして町の中心にある観光案内所で、夜のレゴンダンスの公演チケットを購入します。 今回はティルサタリ楽団の定期公演のチケットをゲットしました。
ひととおり街を散歩して15時にホテルに戻ると部屋の準備ができています。 窓から見渡せる渓谷の絶景とプール、そして部屋の中にもプールのような大きな浴槽が準備されています。 ただしお湯の出が良くないので、この浴槽は使えず、毎日シャワーで過ごしました(笑)。 プールや庭園、寺院などが配置された広いホテルの敷地をゆっくり散策すると、それだけで1時間は楽しめます。 ホテルに隣接している渓流は、ラフティングのコースになっているらしく、 時々ヘルメットをかぶりゴムボートに乗った観光客が歓声をあげて下っていきます。
ティルサタリ楽団のレゴンダンス
プールのヘリに座って、それを眺めるのもまた楽しいものです。 17:00にホテルのレストランで、1日1回ついているアフタヌーンティをいただきます。 といってもちょっとしたケーキ1つとドリンクですが・・・
そして夜またウブドの町へ。 観光案内所で待っていると、レゴンダンスの送迎バスが来ます。 バスといっても地元の足「ベモ」と呼ばれる青いミニバン。結構ボロボロの車で、ドアを開けたまま街の中を疾走します。 レゴンダンスへの会場は狭い夜道を歩いて数分。ダンス自体はとても楽しめるものでした。 公演が終わるとまたベモとホテルの送迎バスを乗り継いでホテルに21:00に戻ります。 この日の夜はホテルのレストランで済ませました。

田園地帯エクスカーション


ウブドの田園地帯
翌7日は午前はのんびりとホテルの散策を楽しみ、午後はウブドの田園地帯の散策を楽しみました。 ガイドブックの地図を頼りに、ウブドのメインストリートから、細い路地に入っていきます。 しばらく裏道のような砂利道を歩くと間もなく視界が開け、ヤシの木並木の両側に美しい田園風景が広がります。 遠く近くに熱帯性の木々が見える田園風景は、日本のそれとはまた違って、バリならではの風景を作っています。 日本人はあまりいませんが、遊歩道では欧米の観光客と何度もすれ違いました。
ウブドの田園地帯にたたずむ骸骨のような手作りの案山子
遊歩道はあぜ道から林の中へ、ちょっとした渓谷のような風景を作る小川に沿って進み、山道のような細い道で森林浴も楽しめます、小川の橋を渡ったところでもとのメインストリートに向かってUターンします。 景色は変化に富んでいますが、細くでアップダウンも多いので、運動靴が良いかも。 田園の途中にはまるでテントのような野趣あふれるレストラン : Cafe Pomegranate があり、レモネードを楽しみました。 骸骨のような手作りの案山子を見たり、農薬を撒く替りに飼っているというアヒル?を見たり、なかなか楽しめました。 コースはのんびり歩いて、途中レストランによっても1時間ちょっと。 お勧めのエクスカーションです。 この日の夜はウブドのレストラン: Coco Bistro シーフードを楽しみました。 あまり味付けのないワイルドな感じのグリルは、素材の味が生かされてとてもおいしかったです。

お土産の買い物ツアー


イタリアンレストラン: Il Giardinoの池
8日は、ウブドの町でお土産の買い物三昧です。 ガイドブックに載っている有名店巡り、そしてやや遠いですが、ちょっと足を延ばして、スーパー: Delta Dewata へ。 いかにも地元のスーパーです。石鹸やコーヒーなどが安く買えます。 この日の夜はウブドのイタリアンレストラン: Il Giardinoへ。 ドイツ人画家の邸宅を利用したというその店構えは、入り口がお店らしくなく、やや躊躇してしまいますが、 中にはハスの葉が浮かび白鳥が遊ぶ池などもあって静かにゆったりと食事ができます。 パスタにワイン、そして食後のデザートのアイスと、いずれもおいしく楽しめました。

最終日


カオスなウブド市場の中の様子
最終日9日ともなると、ウブドの町もそろそろ行くところがなくなります。 毎日通った涼しいスターバックスでは、マンゴーフラペチーノを飲みのんびり休憩。 ホテルの送迎バスの発着場になっているプリ・ルキサン美術館で地元の神々や伝承をモチーフにした素朴な絵画や彫刻を眺めます。 この美術館は入場料にカフェのアフタヌーンティーが含まれていて、ちょっとしたケーキが楽しめます。 そして、その雰囲気に圧倒されて入れずにいたウブド市場にも挑戦。 狭い通路の両端に、天井まであらゆる商品がびっしり並んでいます。 しかしなかなか「これは」というものには巡り会えませんでした。
ホテルのレストランでいただくちょっと高級なナシゴレン

夕方はホテルに戻り、特典についていた スパガーデン Royal Kirana Spa で数時間を過ごします。 サウナで汗を流し、シャワーを浴び、プールサイドのチェアでしばしうたたねします。 バリの休暇の最後は、ホテルのレストランで、シーフードや肉が盛られたちょっと高級なナシゴレンを味わいます。 タクシーで20:00頃ホテルを出発し空港に向かいます。 ングラ・ライ国際空港はすぐ隣に新しいターミナルを建設中で、どこかローカルな雰囲気のターミナルから、ぐっと近代的になりそう。 我々が訪問した直後、2013年9月19日より一部供用を開始したそうです。 空港のショッピングエリアは相変わらず広くいろいろなお土産物屋がひしめいています。 しかし前回訪れたときにはあった、腕時計などの偽ブランド品はすっかり姿を消していました。 最後に空港のスターバックスでもマンゴーフラペチーノを味わい、翌10日00:25発の飛行機で帰国。 同日08:00には成田に到着しました。 実質4日ですが、ウブドにポイントを絞った今回の旅行では十分な時間がありました。