シンガポールのクリスマス
- 2001年12月21日~12月24日
- 使用エアライン:シンガポール航空

空港から外に出ると湿気と暖かさで南国に来たことを感じます。 ホテルは、一番の繁華街であるオーチャード通りのヒルトンにしました。 ホテルから一歩出れば繁華街、とても便利な立地です。
ところが到着してみると、オーチャード通りのクリスマス飾り付けはそれほどでもありません。 どうも今年は同時多発テロの影響で飾り付けも自粛したとか、ちょっと残念でした。 それでも通りの盛り上がりはすごいもので、日が暮れてくるとおきまりの「光り物」グッズを売る露天が並びます。 若者グループに家族連れ、観光客が混じって大変な人出となります。 真夏のクリスマスの雰囲気が盛り上がります。

つづいてまずは元祖マーライオンに会いに、地下鉄でラッフルズ・プレースを目指します。 ビルの谷間のマーライオンは、近く引っ越しするとか。 ここからシティ・ホールの繁華街へは歩いて移動。サンテック・シティ・モールは全館冷房が利いて、快適な買い物が楽しめます。 また、近くには巨大なDFSがあり、おみやげ物が一気にそろいます。
この近辺ではレストランもファーストフード・スタンドから結婚式場に隣接する高級レストランまで、いろいろそろっています。 お昼時、ちょっと豪華に入った中華レストランでは、胡弓の生演奏が聴けました。
ここから地下鉄シティ・ホール駅まではずっと地下にショッピング・モールが続いていて、暑い外に出ることなく移動できます。 最初はこれが分からず、地上を、汗をふきふき歩いていました。

アラブストリートとリトルインディアも訪れてみました。 ちょっと交通不便なところにありますが、地下鉄ブキス駅から北に向かって20分ほど歩くと 香辛料のにおいが香るリトルインディアにつきます。 途中、ブキス・ストリートの露店街で怪しいものが並ぶ露店をのぞいたり、 中国語が踊る「電脳中心」なるビルでアジアの電気製品を眺めるのもおもしろいものです。 リトルインディアには、写真のようなヒンズー教の寺院がいくつかあります。 部外者の観光客には、中にはいるのはちょっと気が引けますが、外をぐるりと回って、 すばらしくもハデな飾り付けを眺めるだけでも楽しめます。 また名前も分からない多くの香辛料や食材、インド音楽のテープ、サリーなどを売る店が連なり、 シンガポールにいることを忘れてしまいそうです。

このほかに、地下鉄タンジョン・パガー駅から北には、多くのレストラン街に続いてチャイナタウンが広がっています。 香港でも見られるようなタイガーバームや中国工芸品などをデパートもあります。

セントーサ島は、島全体が観光地となっています。 いろいろな施設があり、また南側にはビーチが広がっています。 島内にはバスと小さなモノレールが運行していますが、歩いても回れるくらいの小さな島です。 そして、島の真ん中には巨大な「マーライオン・タワー」が立っています。
ここでの観光の目玉は、夜に行われる噴水のショーです。 巨大な数々の噴水が、音楽に合わせて踊り、レーザー光で物語が描かれます。 そして最後はマーライオン・タワーも物語に参加して、鼻からケムリを吐き、目からレーザーを発射します。 けっこう混雑するので、開演の一時間前には噴水の前に行った方が良いと思います。
帰りは、空いていそうな逆向きのバスに乗ると、ぐるっと島を一周回りますが座って帰れます。 地下鉄の駅前まで行ってくれます。
次回は、ちゃんとクリスマスの飾り付けが行われているときに訪れたいと思います。