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iPadをMacのサブディスプレイにする「Sidecar」の使い方

macOS Catalina以降にアップデートしたMacと、iPadOS13以降にアップデートしたiPadを使うと、 iPadをMacのサブディスプレイにすることができます。 この機能を「Sidecar」と呼びます。
Sidecarの機能は、2022年3月15日にリリースされた iPadOS15.4 & macOS Monterey 12.3 で、より機能アップした ユニバーサルコントロール機能 に置き換えられました。
詳しくは下記をご覧ください。

Sidecarが使えるiPad

Sidecarが使えるのは、iPad Proシリーズのすべと、2018年以降に発売されたiPad(6, Air3以降)とiPad mini(5以降)のみです。 また、接続するMacとiPadは、ともに 2 ファクタ認証 を使った同一の Apple ID iCloud にサインイン している必要があります。 また、Sidecar をワイヤレスで使う場合は、Bluetooth、Wi-Fi、Handoff を有効にし、またiPad でモバイルデータ通信を共有していないこと、Mac でインターネット接続を共有していないことが必要です。

事前準備:MacとiPadの信頼関係を築く

iPad Sidecarを使うには、事前にMacとiPadの信頼関係を築く必要があります。 MacとiPadをUSBケーブルで接続し、MacのFinderを開き、左画面から、iPadの名前をクリックします。
するとMacとiPadの画面それぞれで、信頼するか否かを尋ねられます。 「信頼する」をタップ/クリックするとこのようにFinderの画面にiPadの情報が表示されます。 これで準備完了です。

iPadを接続する

iPad Apple メニューから 設定(システム環境設定)-[Sidecar]を選びます。
iPad するとこのような画面になります。 「デバイスを選択」をクリックすると、信頼関係を築いたiPadの名前が表示されます。 ここでiPadの名前を選択すると、すぐさま接続されます。
iPad iPadの画面がこのようになります。 Macの拡張ディスプレイとして使用できます。
左端には「サイドバー」が表示されます。コマンドキーなどをここから直接タップして入力することができます。 また下端には「Touch Bar」が表示されます。対応したアプリを開くと「Touch Bar」が使えます。 これらの表示位置はMacのSidecarの設定画面で変更できます。
Macに接続中のiPadでも マルチフィンガーアクション が使用できます。 また、マウスの代わりにApple Pencilが使えます。
iPad 接続を切断するには、Macで「接続解除」をクリックするか、iPadのサイドバーで (接続解除) アイコンをタップします。

iPadを接続するもう一つの方法

iPad Macの右上にある (AirPlay)アイコンからも、iPadを接続することができます。 信頼関係を確立済みのiPadの名前をクリックするだけです。
iPad iPadを接続中の時は、 (AirPlay)アイコンをクリックするとこのようなメニューが表示されます。 「サイドバー」「Touch Bar」の表示を切り替えたり、「接続解除」することもできます。

もっとiPad特有の便利な操作方法を知りたい