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「探す」アプリで失くした持ち物を探す方法

「持ち物をさがす」とは、Apple AirTagなど、アップルの「“探す”ネットワーク」に対応したアイテムの現在の位置を知ることができる機能です。 場所をマップ上に表示させたり、警告音を鳴らしたり、メッセージを表示させて見つけた人に連絡したりできます。

「“探す”ネットワーク」とは

「“探す”ネットワーク」とは、アップル社が提供する、暗号化した位置情報を使って、ヒトやモノの位置を探す機能です。 世界中どこでも、遠く離れたアイテムの追跡も可能です。
この機能は、なくしたアイテムがBluetoothビーコン信号を送信し、近く(半径約10m以内)のiOSデバイス(他人の物を含む)がそれを受信できた場合に、その位置情報をアップル社のサーバーにリレーすることにより実現します。 AirTagの場合はおよそ10分に1回程度の頻度で、近くにあるiOSデバイスを経由して位置情報をリレーします。 もちろんこの情報は暗号化され、リレーしたデバイスの持ち主やアップル社には、紛失したアイテムの持ち主は特定できません。 またこの情報量は非常に少ないので、リレーしたデバイスの通信料やバッテリに負荷をかけることはありません。
このような仕組みであるため、例えば山の中など、周囲半径約10m以内にiPhoneユーザーが全くいない環境に置き忘れたアイテムは、位置の追跡ができなくなります。 この場合は、最後にそのアイテムがiPhoneと通信できた位置のみを確認することができます。
Find My network Logo
「“探す”ネットワーク」は サードパーティに開放 されており、 今後AirTag以外にも、いろいろなメーカーから図に示すような「Works with Apple Find My」ロゴが付けられた製品が登場し、それらの現在位置も (探す)アプリ で知ることができるようになります。 2021年4月8日には、e-Bikeメーカーの VanMoof、 Bluetoothタグメーカーの Chipolo、 iPhoneの充電器やヘッドフォンを開発する Belkin の True Wireless Earbuds が「“探す”ネットワーク」に対応(iOS14.3以降が必要)することが発表されました。

登録可能なアイテムの数

一人のユーザーが登録可能なアイテムの数は32個(iOS16以降)です。