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ファンクションスイッチの使い方

ここでは、OpenTX/EdgeTXプロポのファンクションスイッチの使い方を紹介します。

ファンクションスイッチとは

Jumper T-Pro Function Switch
最近のOpenTX/EdgeTXに対応したプロポには、フロントパネルに図のような6つのボタンが並んでいる製品があります。 このスイッチを「ファンクションスイッチ」と呼びます。 プロポのほかのスイッチとは異なり、ファンクションスイッチは完全にソフトウェアで制御されます。 プロポに設定する「MODEL」毎に、異なる挙動を設定することができます。
「MODELメニュー」の SETUP画面 で挙動を設定し、 INPUTS画面 , MIXES画面 で機能を割り当てます。

ファンクションスイッチの設定方法

ファンクションスイッチの挙動の設定は、「MODELメニュー」の[SETUP]画面にある"Function Switches"欄で指定します。 「SW1」から「SW6」が、6つのボタンのそれぞれの挙動を指定します。 各スイッチの設定画面には、下に示す4つのフィールドがあります。

Name


図で「---」と表示されている、一つ目のフィールドは名前の指定欄です。 各スイッチに3文字で任意の名前を付けることができます。

Type


図で「Toggle」や「2POS」と表示されている、二つ目のフィールドはタイプの指定欄です。 スイッチを押したときの挙動を指定します。 以下の3つから選択することができます。
Type of Function Switch
Type Description
None スイッチは無効になります。
Toggle スイッチを押している間だけONになります。スイッチから指を離すとOFFになります。
2POS スイッチを押すたびに ON, OFF が切り替わります。

Group number


図で「-」や「1」「2」と表示されている、三つ目のフィールドはグループ番号の指定欄です。 6つのファンクションスイッチは個別に使用するだけでなく、複数のスイッチを「グループ」に分けて使用することもできます。 このフィールドに「-」を指定したスイッチは、どのグループにも含まれていない、独立したスイッチとしてON/OFFできます。 このフィールドに「1」-「3」のいずれかを指定したスイッチは、指定した番号の「グループ」に含まれます。 グループは、番号「1」から「3」の3種類を作ることができます。
同じグループに含まれるスイッチは、その中の最後に押された1つだけがONになります。
「グループ」内の各スイッチの動作は、下の「グループタイプ」で指定します。

Group type


図でチェックボックスが表示されている、四つ目のフィールドはグループタイプの指定欄です。 グループタイプには下記の2種類があります。
Type of Group
Type Check Description
Always On 常に最後に押された1つのスイッチだけがONになります。グループ内のすべてのスイッチをOFFにすることはできません。
Regular 最後に押した(ONにした)スイッチを再度押すと、OFFにすることができます。グループ内のすべてのスイッチをOFFにすることができます。

ファンクションスイッチの初期値の指定方法

「SW6」の下にある「Start」欄で、MODELが読み込まれたときの各スイッチの初期値を指定することができます。 以下の3種類から選べます。
「グループ」に含まれている複数のスイッチに「↑」を指定することによって、初期値のみ複数のスイッチを同時にONにすることもできます。
Start type of Function Switch
Setting Behavior Description
= 復元 前回使用時の、最後の状態が引き継がれます。
有効 スイッチがONになります。
無効 スイッチがOFFになります。

パソコンでファンクションスイッチを設定する方法

ファンクションスイッチの設定は、OpenTX/EdgeTX Companionを使って行うこともできます。 機体モデルの編集画面で、「セットアップ」タブにある「ファンクションスイッチ」欄で指定します。 上で説明したものと全く同じパラメーターが指定できます。

OpenTX/EdgeTXプロポの使い方

OpenTX/EdgeTXの使い方

OpenTX/EdgeTXの詳細解説

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