AR.Droneの遊び方・飛ばし方・操縦方法
AR.Droneのセットアップは終了しましたか? ここではセットアップの完了したAR.Droneの初飛行、そして各種設定を説明していきます。
ルールに沿って飛ばしましょう
AR.Drone、Bebop Droneなど重量が100g(2022年6月19日までは200g)以上のドローンは改正航空法の「無人航空機の飛行ルール」に沿う必要があります。 といっても常識的なことを守ればOKです。 詳しくは下記をご覧ください。
AR.Drone、Bebop Droneなど重量が100g(2022年6月19日までは200g)以上のドローンは改正航空法の「無人航空機の飛行ルール」に沿う必要があります。 といっても常識的なことを守ればOKです。 詳しくは下記をご覧ください。
ドローンの飛行ルールと規制・法律とは/小型無人機等飛行禁止法と改正航空法の解説
もくじ
AR.Droneの初飛行
AR.Droneが起動したら、iPod/iPad/iPhoneで-[Wi-Fi]-[Wi-Fi]メニュー開き、 「ardrone2_xxxxxx」(AR.Drone 2.0の場合)/「ardrone_xxxxxx」(AR.Drone 1.0の場合)につなぎます。 そしてホーム画面から AR.Free Flight をタップして、AR.Droneアプリを起動しましょう。 そしてメインメニュー左上の「操縦」をタップします。
AR.Droneを操縦するアプリは、他にもたくさん配布されています。 オフィシャルの「AR.Drone」アプリの操縦感覚が気にくわないときは、このような他のアプリも試してみて下さい。
Bebop Drone / AR.Drone用アプリのいろいろ
AR.Droneを広い部屋の中央に水平に置いてください。 iPod/iPad/iPhoneも水平に持ってください。 風が強い日なら、窓は閉めて風が入らないようにしてください。
ここでAR.Droneを水平に置き、画面右下にある「水平方向の調整」をタップします。
最初に装着されている屋内用ハルを使うときは「屋外用ハル」を(オフ)にします。
また、屋内で飛行させるときは「屋外飛行」を(オフ)にします。
その他の設定はそのままで良いでしょう。
離陸~ホバリング
それではいよいよ離陸してみましょう。まずは離陸と着陸です。
画面中央下の ボタンを1回「トン!」とタップしてください。 するとAR.Droneのプロペラが回り離陸します。自動的に約1mの高度でホバリングします。 ホバリング中は何も操作しなくてもその場にとどまろうとしています。 もう一度ボタンを1回「トン!」とタップしてください。 今度は下降し、着陸します。プロペラが停止します。
水平移動
今度は空中で水平移動してみましょう。まずはボタンをタップしてホバリングさせます。 つづいて画面左下のを押さえながら、 ゆっくりとiPod/iPad/iPhoneを前後または左右に傾けてください。 AR.Droneも高度と姿勢を保ったまま、前後、または左右に水平移動します。
操作をしくじったと思ったら、すぐにボタンを1回「トン!」とタップして着陸させてください。
注意: AR.Droneは超音波高度計を使って、常に地面と一定の高度を保とうとします。 机やいすなど、床から飛びだしたものの上にさしかかると、自動的に上昇して高度を保とうとします。 このときに照明器具や天井にぶつかってしまうことがあるので注意してください。
上昇/下降、旋回
今度は上昇/下降、旋回してみましょう。まずはボタンをタップしてホバリングさせます。
つづいて画面右下のを上に、または下に「ついっ!」とドラッグしてみてください。 AR.Droneがその場で約10cm上昇、または下降します。 上下にドラッグしたままホールドすると、AR.Droneは連続的に上昇/下降します。
今度はを左に、または右にドラッグすると、AR.Droneがその場で旋回します。
なおをタップする度に、カメラの映像が「フロントカメラ」-「垂直方向のカメラ」と切り替わります。
また、画面上部の「Emergency(緊急)」ボタンをタップすると、即時にプロペラが停止し、AR.Droneは落下してしまいます。 これは非常事態が発生したときに使用してください。
じっくり練習して、うまくなったらみんなに飛行テクニックを自慢しましょう。
操縦を終了したら、画面左上の をタップするとメニュー画面に戻れます。
以上でAR.Droneのセットアップから初飛行までの解説は終了です。
画面の右上にはAR.Droneのバッテリ残量が表示されていますが、飛行中はみるみる減っていきます。 バッテリ1個のフル充電で、連続飛行時間はたったの12分程度。 (ただし、途中で休ませると幾分回復します。)
やはりバッテリは複数準備しておきたいですね。
画面の右上にはAR.Droneのバッテリ残量が表示されていますが、飛行中はみるみる減っていきます。 バッテリ1個のフル充電で、連続飛行時間はたったの12分程度。 (ただし、途中で休ませると幾分回復します。)
やはりバッテリは複数準備しておきたいですね。
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AR.Drone / Bebop Drone / Mini Dronesを買うには / パーツカタログ
AR.Drone内蔵カメラで写真/動画を撮影する
AR.Droneで撮影した写真/動画は、iPod/iPad/iPhone本体のカメラで撮影した写真/動画と同じように扱うことができます。 メールで送信したり、YouTubeにアップロードしたり、パソコンに転送することもできます。
写真アプリの使い方
「カメラ」アプリの使い方 写真/ビデオを撮影する
USBメモリには「media_YYYYMMDD_HHMMSS」というフォルダの下に「video_YYYYMMDD_HHMMSS.mp4」といったファイル名で、ビデオコーデックが H.264 Baseline L3.1 720p、ビットレート約4000kbps、オーディオ無し、MP4コンテナの動画ファイル形式で格納されます。
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これがAR.Drone 2.0に搭載されたフロントカメラで撮影した映像です。
マイクがないので音が入らないのが残念ですが、720pのハイビジョン撮影で、なかなかの臨場感です。
ちなみに上の映像を撮影した時のAR.Drone 2.0の飛行の様子を、外から別のiPhone 4Sで撮影したのがこちらの映像です。
最高高度を30mまで解放しています。
ジョイパッドモードでコントロールする
(AR.FreeFlightのみ)直感的コントロールモードでコントロールする
(AR.Drone 2.0&AR.FreeFlightのみ)
するとこんなふうに、ちょっとした曲芸飛行ができるようになります。くるくる、くるくる・・・
宙返り(FLIP)飛行
(AR.Drone 2.0のみ)また、宙返りする方向も指定することができます。
これが「宙返り」飛行です。
ご覧のように結構派手なアクションとなります。
高度が低いと地面に激突したり、静止していないときに行うとバランスを崩して予想外の方向に飛んでいくので注意して下さい。
AR.Droneを屋外で飛ばす
なお、風の強い日は操縦が困難となりますので、フライトは避けた方が良いでしょう。
屋外用ハルに換装したときは「屋外用ハル」を(オン)にします。
「屋外飛行」を(オン)にすると、iPod/iPad/iPhoneの加速度センサーの感度が上がり、風に対抗して、より急峻に姿勢変更できるようになります。
「高度制限」をドラッグして、最高高度を変更することができます。右端まで移動させると、電波の届く限り(約100m)上昇することが出来るようになります。
あとで屋内で飛ばすときは、これらの設定も元に戻すことを忘れないようにしましょう。
紅葉で染まる公園で気持ちの良い飛行を楽しみました。
木に引っかかってしまったら:RESCUEモード
AR.Free Flightには 2.4から、RESCUEモードが追加されました。
これは、AR.Drone 2.0が背の高い木などに引っかかってしまったときに、各プロペラを個別に駆動して脱出を試みるものです。
操縦画面左下の「RESCUE」をタップすると、この機能を呼び出せます。
駆動方法は「random shake」と「over balance」の2種類から選べます。
駆動方法は「random shake」と「over balance」の2種類から選べます。
AR.FreeFlight 2.4 - NEW Rescue Mode(Parrot)
AR.Droneを別のiPod/iPad/iPhoneに接続する
AR.DroneはどのiPod/iPad/iPhoneとも接続可能となっています。 過去「ペアリング」の設定が必要でしたが、最新バージョンではこの設定はなくなりました。あとは、新たなiPod/iPad/iPhoneのWi-Fiをオンにして、AR.DroneのSSIDを選択すれば接続できます。
AR.Droneをリセットする
何らかの不具合が起きたときは、AR.Droneをリセットしましょう。AR.Droneが起動している状態で、本体のバッテリ搭載部の中の「Reset」ボタンを、時計ドライバーのような細くて長いもので押し込みます。 モータについている4つのLEDがRED点滅->GREEN点灯となります。 これでAR.Droneがリセットされました。
AR.Droneが起動している状態で、本体裏の「Reset」ボタンを、シャープペンシルのような先のとがったもので押し込みます。 モータについている4つのLEDがRED点滅->GREEN点灯となります。 これでAR.Droneがリセットされました。
AR.Droneアカデミーを使う
Parrot社は、AR.Droneユーザーのために「AR.Droneアカデミー」という無料のオンラインサービスを提供しています。 これにサインアップすると、自分のフライト情報の詳細を見たり、ほかのユーザーとフライト情報を共有することができます。 詳しくはAR.Droneアカデミーの使い方をご覧ください。
AR.Droneアカデミーの使い方
ドローンのバッテリーの知識 / 長持ち・復活させる方法
Bebop Droneなど市販ドローンに使われているバッテリは、iPod/iPad/iPhoneやノートパソコンと同様リチウムイオン(リチウムポリマー)バッテリです。 長持ちさせるにはちょっとした手間をかける必要があります。AR.Droneパイロット豆知識
- AR.Droneとの距離が約50m以上離れると、Wi-Fi接続が切れてコントロール出来なくなります。 そのときはiPod/iPad/iPhoneのアプリは起動させたままでAR.Droneに近づいてください。 AR.Droneは高度6m以下に降下してホバリングして待っています。
- iPod/iPad/iPhoneのアプリでバッテリ表示が赤くなったら、すぐに安全な場所にAR.Droneを着陸させてください。 バッテリが無くなるとAR.Droneは自動的に着陸しますが、その前にパイロットの手で安全な場所にAR.Droneを着陸させることを推奨します。
- AR.Droneのバッテリが無くなったら、一旦バッテリを取り外して、しばらく後に再度接続すると幾分復活します。 これをくりかえすと飛行時間を数分延長する事ができます。
- もしAR.Droneが飛行しているときにiPhoneで電話を受話したりSMSを受信すると、AR.Droneは自動的にその場で着陸します。 これを避けるために、AR.Drone操縦中は「機内モード」にしましょう。
- もしAR.Droneが飛行しているときにiPhoneでカレンダーのイベント通知が発生すると、AR.Droneは自動的にその場で着陸します。 AR.Drone操縦前に、カレンダーのイベントをチェックしておきましょう。
- もしAR.Droneが飛行しているときにホームボタン押下などでアプリを終了すると、AR.Droneはその場でホバリングします。 この場合は再度アプリを起動すれば操縦を続けることが出来ます。
- AR.Drone制御用のアプリがいくつかリリースされています。 違うアプリに切り替えて操縦しようとすると「コマンドが送信できません」エラーとなる場合があります。 こんな時はiPod/iPad/iPhoneの電源を一旦OFF->ONしてみてください。
AR.Drone uncovered by Russian model girl(YouTube)
YouTubeで見る
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AR.Drone 2.0 Elite Edition
Parrot 2013/12/8 37,800円
迷彩をまとった無人機 Parrot AR.Drone 2.0 エリート エディションは、迷彩柄をまとったクアッドリコプター。 機能はAR.Drone 2.0を継承、迷彩の外観と本体に搭載されたカメラの映像を見ながらの操縦を可能にしたテクノロジーはまさに無人機。 HDカメラによる空撮や、友達とのエアレースなど、新しい冒険と飛行体験を発見してください。 操縦にはスマートフォンやタブレットを使い、Wi-Fi経由で直感的に操縦できます。 操縦専用アプリ、AR.FreeFlightはAppStoreやGoogle Playで無料ダウンロード可能。本体に搭載したHDカメラ (1280x720) で動画や写真の撮影と保存、共有ができます。 高度な電子制御により、驚く程の安定飛行飛行を実現。さらに前後左右の宙返りも簡単に操作可能。 オプションの3D GPSフライトレコーダー (別売) を搭載すればオートパイロットも可能。 操縦画面の地図上で指定した目的地まで正確に飛行し、動画を撮影して自動帰還します。 (Wi-Fi電波制限内) AR.Droneユーザーのコミュニティ、AR.Droneアカデミーではフライトデータを世界中のメンバーと共有できます。 プロペラはホワイトとブラックの組合せを用意。
(iOS 5.0以上にバージョンアップしたiPad/iPad mini/iPhone/iPod touch用)