iTeleportの使い方:外出先から自宅のパソコンを操作

アプリ「iTeleport」は、Windows/Macパソコンを、iPod/iPad/iPhoneからコントロールできるアプリです。 iPod/iPad/iPhoneの画面にパソコンの画面が映し出され、自由にリモートコントロールできます。 外出時に、起動している自宅のパソコンから、忘れてきたデータをメールで送ったり、iPod/iPad/iPhoneからパソコンのソフトを起動して編集・操作したり、 遠く離れた家族のパソコンを操作・メンテナンスしたりできます。
通常この手のソフトはネットワーク接続の設定が大変ですが、iTeleportは設定は一切必要なし。 パソコンにコンパニオンソフトをインストールして、GmailのIDを使ってログインするだけで接続できます。

iTeleport: VNC & RDPのダウンロード

まずはiTunesのApp StoreでiTeleport: VNC & RDPをダウンロードして、iPod/iPad/iPhoneにインストールしてください。
  • iTeleport: VNC & RDP (iPod/iPad/iPhone版)

    iPhone

    iTeleport Inc. ユーティリティ 2,200円

    iPod/iPad/iPhoneからWindows/Macパソコンをコントロールするリモートデスクトップ・アプリです。 iTeleportのホームページからiTeleport ConnectをダウンロードしてWindows/Macパソコンにインストールします。 つづいてパソコンと、iTeleportをインストールしたiPod/iPad/iPhoneを接続します。 するとiPod/iPad/iPhoneからパソコンをコントロールできます。

  • iTeleport: VNC & RDP (Mac版)

    iPhone

    iTeleport Inc. ユーティリティ 2,600円

    iTeleportにはMac版もあります。 MacパソコンからWindows/Macパソコンをリモートコントロールすることができます。 超薄型のMacbookAirにインストールすれば、外出先から自宅のパソコンを自由に操作できます。

iTeleport Connectのインストール

まずはリモートコントロールしたいすべてのパソコンにiTeleport Connectをインストールします。 複数のパソコンにiTeleport Connectをインストールして、すべて同じGoogleIDでログインすれば、iPod/iPad/iPhoneから、これらを切り替えて操作する事ができます。
PC iTeleport Connectのダウンロード
iTeleport Connectは無料です。 iTeleport Connectのページの下にある「Windows」または「Mac OS」マークをクリックすると、 iTeleport Connectのダウンロードが始まります。 "iTeleportConnectService.v6.1.0.2.exe"といった名前のファイルが得られます。 ちなみに、iTeleport Connectを使わずに、手動でパソコンの設定を行う事も可能です。 iTeleport Connectを使ってうまくつながらなかった人、 VNCサーバーやポートフォワーディングの設定に詳しい人は、手動でやるのも良いかもしれません。 設定方法はManual Setup Guideのページで読めます。
PC iTeleport Connectのインストール
ダウンロードした"iTeleportConnectService.exe"をダブルクリックして起動します。 Windows版のiTeleport Connectには、Microsoft .NET Framework 4が必要です。 もしこれがインストールされていないと、このような画面になります。 ここで「Accept」をクリックします。
PC するとMicrosoft .NET Framework 4のインストールが始まります。
なお、この先の手順で、何度か画面下のタスクバーに、下図のような警告が点滅することがあります。
(Windows10)
(Windows7)
(WindowsVista)
この場合は、この警告の点滅をクリックします。 すると続いて下のようなダイアログが表示されるので「続行」をクリックします。
PC
PC つづいてiTeleport Connect本体のインストールです。「NEXT」をクリックします。
PC つづいてこのような画面になります。特に変更の必要はありません。「NEXT」をクリックします。
もし、1台のパソコンを家族など複数で利用していて、そのすべてのユーザーからiTeleportで接続したいときには「Everyone」を選んだ上で「NEXT」をクリックします。
PC つづいて「NEXT」をクリックします。
PC ここでやっとiTeleport Connect本体のインストールが始まります。しばらく待ちます。 ここでも下のような警告が点滅します。
(Windows10)
(Windows7)
(WindowsVista)
この場合は、この警告の点滅をクリックします。 すると続いて下のようなダイアログが表示されるので「続行」をクリックします。
PC
PC この様な画面になったらインストール完了です。「Close」をクリックして下さい。

iTeleport Connectの起動

PC インストールが終わると自動的にiTeleport Connectが起動し、このような画面になります。「Ok」をクリックします。
もし、自動的にiTeleport Connectが起動しなかったときは、[スタート]-[すべてのプログラム]-[iTeleport]-[iTeleport Connect]を選んで起動します。
PC するとこのようなログイン画面になります。 あなたのGmailのID(メールアドレス)とパスワードを入力します。
複数のパソコンにiTeleport Connectをインストールして、すべて同じGoogleIDでログインすれば、iPod/iPad/iPhoneから、これらを切り替えて操作する事ができます。
iTeleportは、Googleが提供する認証システム“Google Talk”を使ってユーザー認証をします。
PC するとこのように画面に「Connected」と表示されます。 以上でパソコン側の設定は終了です。
特にルータのポートを開けたり、VPNやリモートデスクトップ関連の設定を行う必要もありません。
パソコン起動時には、iTeleport Connectも自動的に起動します。 次回パソコン起動時からは、特に何も気にしなくてもOKです。
この画面の「Advanced Settings...」と書かれているところをクリックすると、より詳細な設定を行うこともできます。 しかし通常はいじる必要は無いでしょう。 なお、設定を変更するには、その前に一旦「Disconnect」をクリックして、接続を切る必要があります。
PC 「Connected」にならない!?
そのパソコンで、今回使用するIDを使ってGoogle/Gmailにログインしたことがない場合、Googleのセキュリティ保護機能が働いて「Connected」にならない場合があります。 こんなときは、まずそのパソコンのブラウザでwww.google.co.jpを開き、Google/Gmailにログインしてください。 すると本人確認のための手順などが表示されるので、画面に従ってログイン手続きを進めます。 無事Gmailにログインできたら、改めてiTeleport Connectにログインしてみてください。

iPod/iPad/iPhoneからの接続

それでは早速iPod/iPad/iPhoneからパソコンに接続してみましょう。 3G/LTE携帯電話回線からでも、Wi-Fiアクセスポイントからでも接続できます。
iPad iPhone iPod/iPad/iPhoneでiTeleportのアイコン をクリックします。 するとこのようなログイン画面になります。
  • [Email]欄にはあなたのGmailのID(メールアドレス)を入力します
  • [Password]欄にはあなたのGmailのパスワードを入力します
そして右上の「サインイン」をタップします。
サインインできない!?
iTeleportアプリのバージョンアップ後など、サインインできなくなる場合があります。 こんな時はiTeleportを強制終了したうえで、iPod/iPad/iPhoneを電源OFFして再起動してみてください。
またGoogleの「2 段階認証」を使っているときは、専用の「アプリ パスワード」を生成して、それを使う必要があります。
iPad iPhone するとこのような画面になります。 「オンライン」欄には、今iTeleport Connectが起動して「Connected」状態になっているパソコンの一覧が表示されます。 このなかから接続したいパソコンの名前を選びます。
ちなみに「ウエイク(起動)可能」欄には、いまスリープまたは電源OFFで、ネット経由で起動可能なパソコンの一覧が、 そして「オフライン」欄には、電源OFFで操作不能なパソコンの一覧が表示されます。
パソコンをリモートで起動するには、パソコン側で事前の準備が必要です。 この方法については、パソコンをリモート起動する:Wake on LAN(WOL)の設定方法のページをご覧下さい。
iPad iPhone つづいてこのような画面になり、接続処理が始まります。同じLAN内にいる場合は数秒で、屋外で3G/LTE回線を使い、外からつなぐ場合は十数秒程度でつながります。
iPad iPhone これがパソコンにつながった画面です。通信速度維持のため、画面の色数が減色されています。 画面をドラックするとスクロールし、マウスを移動させる事ができます。 画面をタップするとマウスの左クリック動作になります。
これで屋外からでも自宅のパソコンを自由に操作できますね。 パソコンのシャットダウンや再起動さえできます。
画面左上の iTeleport: VNC & RDP アイコンをタップすると、この画面を閉じて、パソコンの一覧画面に戻る事ができます。
iPad iPhone ピンチアウト、ピンチインで画面の拡大縮小も自由自在。 もちろんこんな風にMacも、Mac上で動いているWindowsもリモートコントロールできます。
iPad iPhone パソコンに接続中に iTeleport: VNC & RDP アイコンをタップすると、そのパソコンに関する設定画面を開く事ができます。 一番上の「スクリーンショットを保存」をタップすると、そのパソコンのスクリーンショットを保存することもできます。

iTeleportの操作方法

iTeleportを使ってパソコンを操作する方法については、 iTeleportの「Controls」ページに書かれています。 ここではそれを日本語にして掲載してみます。 左がパソコン上での操作、右がこれをiTeleportで実現するためのiPod/iPad/iPhone上での操作方法です。
なお、iTeleport経由の小さな画面では、Windowsのスタートメニューをたどるのは大変なので、 よく使うソフトやツールはすべてデスクトップ上にショートカットを並べておくのがおすすめです。
マウスのクリック タップ
マウスのダブルクリック ダブルタップ
マウスの右クリック 2本指でタップ
マウスのドラッグ ダブルタップしてからドラッグ(2回目のタップでスクリーンから指を離さずそのままドラッグ)
画面のスクロール 2本指で上下方向にスワイプ
上下矢印キー押下 iTeleport: VNC & RDP をタップして表示される上下矢印キーをタップ
左右矢印キー押下 iTeleport: VNC & RDP をタップして表示される左右矢印キーをタップ、または2本指で左右方向にスワイプ
画面の拡大・縮小 ピンチアウト・ピンチイン
文字入力 iTeleport: VNC & RDP をタップして表示されるキーボードから入力
[Enter]キー押下 iTeleport: VNC & RDP をタップして表示される[OK]ボタンをタップ、またはiPod/iPad/iPhoneのソフトウェアキーボードで[Return]キー押下
全画面表示 3本指で下から上へスワイプ(元に戻すには3本指で上から下へスワイプ)
クイックズーム 3本指でタップ
タスク切り替え 3本指で水平方向にスワイプ
クイックタスク切り替え 4本指で水平方向にスワイプ
すべての起動中ソフトを表示 4本指で上から下へスワイプ
デスクトップを表示 4本指で下から上へスワイプ

iPad iPhone ソフトウェアキーボードの表示
iTeleport: VNC & RDP アイコンをタップすると画面下部にキーボードを表示する事ができます。 パソコンで動作しているソフトに対して文字入力ができます。
iPad iPhone Modifier Menu
iTeleport: VNC & RDP アイコンをタップすると画面上部に[Shift]、[Ctrl]、[Alt]、[Windows]キーが表示されます。 これらをタップし、つづけて iTeleport: VNC & RDP で表示させたキーボードから、他のキーをタップする事により、[Shift]、[Ctrl]、[Alt]、[Windows]との「同時押し」ができます。
また、これらのキーをダブルタップするとキーの色が青くなります。[Shift]、[Ctrl]、[Alt]、[Windows]キーを「押しっぱなし」の状態になります。
iPad iPhone Remote Menu
iTeleport: VNC & RDP アイコンをタップすると画面下部に、iPod/iPad/iPhoneにはない特殊キーのキーボードを表示する事ができます。 カーソルキー、ファンクションキー、[ESC]、[HOME]、[INS]、[DEL]その他の特殊キーが表示され、これらをタップする事により、キー入力ができます。 各種ショートカットも登録されています。

つながらなくなった時には・・・

iPhone
モデムやルータを再起動したとき、その他何らかの理由で、外出先からパソコンにつながらなくなるときがあります。 そんなときは、パソコンで[スタート]-[すべてのプログラム]-[iTeleport]-[iTeleport Connect]を選んで左の画面を表示させ、 「Disconnect」したあとで再度「Connect」してみて下さい。
お出かけの前には、自宅でiPod/iPad/iPhoneのWi-Fiを「オフ」にした上で、iTeleportの接続チェックを行い、必要に応じて再「Connect」しておきましょう。

パソコンをリモート起動する

パソコンをリモートで起動するには、パソコン側で事前の準備が必要です。 一般に“Wake On LAN(WOL)”(LANからの起動)と呼ばれる方法を利用して、 そのパソコンのLANポートに対して「マジックパケット」と呼ばれるデータを送信する事によって起動します。 最近のパソコンではほとんどが“Wake On LAN(WOL)”に対応しています。
Wake On LANの設定については、 パソコンをリモート起動する:Wake on LAN(WOL)の設定方法 のページをご覧ください。