パスコードロックの使い方と解除方法

4桁または6桁の数字、またはより複雑な英数字、句読点、特殊文字を組み合わせた文字列で、Passcode Lock:パスコードロックをかけることができます。
2009年発売のiPhone 3GS/3rd iPod touch以降では、パスコードロックを設定すると、そのパスワードを使って、メールやその添付ファイルの暗号化も行われます。
なお、Touch ID(指紋認証)の使い方については下記をご覧下さい。

事前準備:パソコンとiPod/iPad/iPhoneを接続する

PC あなたのiPod/iPad/iPhoneは、パソコンと接続したことはありますか? 一度パソコンと接続をしておくと、もしパスコードロックのパスワードを忘れたときも、そのパソコンを使って元に戻すことができます。 この作業は必須ではありませんが、もしもに備えてやっておきましょう。 パソコン(iTunes)への接続方法は、下記をご覧下さい。

パスコードロックの設定

iPhone パスコードロックは Settings(設定)-[Face ID/Touch IDとパスコード](指紋認証搭載モデル)または[パスコード] で設定します。「パスコードをオンにする」と書かれたところをタップします。
iOS8以前の場合
この画面でパスコードの種類も選択します。 数字4桁でロックしたいときは、「簡単なパスコード」を タッチパネル:ON(オン)にします。 より複雑な英数字、句読点、特殊文字を組み合わせた文字列でロックしたいときは、「簡単なパスコード」を タッチパネル:OFF(オフ)にします。
iPhone するとパスコードを入力する画面となります。
初期設定では「6桁の数字コード」を使うようになっています。 好きな6桁の数字を入力します。
iOS9以降の場合
パスコードの種類を変更したいときは「パスコードオプション」をタップします。
iPhone 「パスコードオプション」をタップすると、このような画面になります。 「4桁の数字コード」「6桁の数字コード」「カスタムの数字コード」「カスタムの英数字コード」の4種類の中から選べます。
「カスタムの数字コード」は、任意の長さの数字が使えます。
「カスタムの英数字コード」は、英数字、句読点、特殊文字を組み合わせた文字列が使えます。
なお、「カスタムの英数字コード」が使用できるのはiOS4以降、「6桁の数字コード」「カスタムの数字コード」が使用できるのはiOS9以降です。
iPhone 「カスタムの数字コード」「カスタムの英数字コード」を選んだときはこのような画面になります。 数字、または好きな英数字、句読点、特殊文字を組み合わせた文字列を入力します。 最大何文字まで指定可能かは不明ですが、少なくとも100文字までは設定できることを確認しました。
入力し終わると、つづいて再確認の画面になります。 同じパスコードを正しく再入力すると、設定は完了します。
なお、パスコードを有効にすると、パスコードの設定画面を開くのにも、パスコードロックをオフにするにも、パスコードの入力が必要となります。
iPhone パスコードを有効にすると、その他の設定も入力可能になります。
パスコードを要求
スリープに入れてからパスコードロックがかかるまでの時間を「即時」「1分後」「5分後」「15分後」「1時間後」「4時間後」から選べます。 ただしTouchIDを設定している場合は「即時」に固定となります。
音声ダイヤル
オンにすると、ロック中でも音声で発信する「音声コントロール」機能が有効となります。(SiriをOFFにしたiPhoneのみ)
ロック中にアクセスを許可
「今日/通知の表示」は、ロック中の通知センターの表示を指定できます。
「Siri」をオンにすると、Siriの設定で「耳に当てて話す」をオンにしたとき、ロック中でもiPhoneを耳に当てるとSiriが起動し、iPhoneを音声で操作できるようになります(iPhoneのみ)。
Wallet/Passbook」「(電話などの)メッセージで返信」機能についても、ロック中の使用可否を指定できます。
データを消去
オンにすると、パスコードの入力を10回間違えると、iPod/iPad/iPhoneの中身が消去されます。
指紋認証
使い方についてはTouch ID(指紋認証)の使い方をご覧下さい。
2009年発売のiPhone 3GS/3rd iPod touch以降のモデルでは、パスコードロックを設定すると、そのパスワードを使って、メールやその添付ファイルの暗号化も行われます。 暗号化が有効になると、[Face ID/Touch IDとパスコード]画面の一番下に「データ保護は有効です。」と表示されます。 ただしiPhone 3GS/3rd iPod touchで暗号化を有効にするには、iOS4.0にアップデートしたあと、本体を一度「復元」する必要があります。

ロック中に緊急電話を掛ける

iPhone iPhoneでは、ロック状態を解除することなく、警察や消防などの緊急ダイアルができます。 ロック画面の左下の「緊急」をタップします。
iPhone するとこのような画面になり、ダイアル可能です。 かけられるのは緊急電話のみです。普通の電話番号を入力してもかかりません。
なお、「メディカルID」を登録していると、この画面から「メディカルID」を呼び出すことができます。 血液型などの情報、家族などの緊急連絡先を呼び出すことができます。 「メディカルID」は(ヘルスケア)から登録します。

パスコードロックの使用

iPhone それではパスコードロックを使用してみましょう。 スリープボタンを押してiPod/iPad/iPhoneをスリープにし、 つづいてホームボタンまたはスリープボタンを押してiPod/iPad/iPhoneを起動するとこのような画面になります。
正しいパスコードを入力すると、ホーム画面が表示され、使用可能になります。

「簡単なパスコード」入力中、数字の入力ミスに気付いたときは、右下の「キャンセル」または「削除」をタップするか、画面を右から左にスワイプします。
iPhone パスコードの入力を間違えると、またパスコードの入力画面に戻ります。
最初は5回まで間違いが許されます。6回めの入力を間違えると・・・
iPhone このような「disabled」モードとなり、一定時間操作不能となります。
操作不能の時間は最初は1分間ですが、1分後にさらにもう一回(7回目)入力を間違えると次は5分間使用不能となります。 5分後にさらにもう一回(8回目)入力を間違えると次は15分間使用不能となります。
そして9回目以降は毎回1時間使用不能となってしまいます。
この「disabled」モードは、iTunesと同期するとリセットされ、すぐにパスコードが入力可能となります。 もちろんリセットされるのは、もともと同期に使っていたパソコンに繋いだときのみです。 他人のパソコンに接続してもリセットされません。
パスコードロックの設定画面で「データを消去」をオンにしていると、10回間違えた段階で、iPod/iPad/iPhoneの中身が消去されます。
2009年発売のiPhone 3GS/3rd iPod touch以降のモデルでは、入力を10回間違えると一瞬で内部の暗号キーが削除されます。 暗号キーが削除されるとiPod/iPad/iPhoneの中身を読み出すことが出来なくなります。
2008年以前に発売されたモデルでは、入力を10回間違えると内部メモリの初期化処理が始まります。 これには容量にもよりますが、約2~4時間程度かかります。この間、iPod/iPad/iPhoneに対するあらゆる操作が不能となります。

パスワードを忘れたときは/ロック解除方法

もし、パスコードロックのパスワードを忘れてしまった場合の唯一の解決方法は、iPod/iPad/iPhoneを「復元」(工場出荷時状態に初期化)することです。 「復元」すると、そのiPod/iPad/iPhoneの中身はすべて消去され、音楽やビデオなどはiTunesから転送し直す必要があります。
ただし、初期設定に使用したパソコンを使えば「復元」を行う前に、このiPod/iPad/iPhoneの中身をパソコンにバックアップすることができます。 そして「復元」後にバックアップから中身を書き戻せばOKです。

[1]初期設定に使用したパソコンを使う場合

PC バックアップをとる
最初に、パスワードを忘れてしまったiPod/iPad/iPhoneの中身を、バックアップを取ることによってパソコンに吸い出します。 バックアップの取り方はiPhoneのバックアップをとる方法をご覧下さい。
ただしバックアップがとれるのは、そのiPod/iPad/iPhoneの初期設定に使用したパソコンのみです。 異なるパソコンや、一度もパソコンとつないだことのないiPod/iPad/iPhoneでは、パスコードロック中にバックアップを取ることができません。 ただ初期化ができるのみです。
PC 初期化(復元)する
つづいてパスワードを忘れてしまったiPod/iPad/iPhoneを初期化(復元)します。 初期化(復元)のやりかたはiPhoneを初期化(復元)する方法下記をご覧下さい。
PC バックアップから中身を書き戻す
初期化(復元)を行うと、つづいてiTunesから「このバックアップから復元」というメニューが表示されます。 ここで先ほど採取したパックアップから復元すれば中身は元通り。パスコードロックも解除された状態となります。

[2]初期設定に使用したパソコンとは異なるパソコンを使う場合

PC このときは、iPod/iPad/iPhoneをリカバリ・モード(DFUモード)に投入して初期化します。 iPod/iPad/iPhoneの中身はすべて消去され、元に戻すことはできません。 詳しくは下記をご覧ください。

SIM PINの設定

iPhone パスコードロックとは別に、もう一つのセキュリティとして「SIM PIN」の設定があります。 これは内蔵SIMカードに対してPIN(Personal Identification Number)番号という一種の暗証番号を設定する機能です。 SIMカードを抜き取られて他のiPhoneで使われることを防ぎます。
これはSettings(設定)の[電話]で設定します。 左のような画面となります(携帯キャリアによって若干異なります)。 「SIM PIN」をタップします。
注意:iOS5のau/KDDIのiPhoneでSIM PINを設定すると、解除できない不具合が報告されています。 au/KDDIのiPhoneではSIM PINは設定しないほうが良いでしょう。
iPhone するとこのような画面になります。
「SIM PIN」をタッチパネル:ON(オン)にします。
iPhone するとこのような画面になるので、4桁のSIM PINを設定します。 以降、SIMカードを差し替えたりiPhone/iPadを再起動するたびに、SIM PINの入力が必要になります。
SIM PINを忘れたときは、携帯キャリアに問い合わせるしかありません。 詳しくはアップルの下記のページをご覧ください。