音楽・アプリを家族で共有:iCloudファミリー共有の使い方

最大6人までのユーザを「ファミリー共有」メンバとして、あなたのiCloudアカウントに参加させることができます(iOS8以降)。 メンバ間では、iTunes/App Storeからダウンロード購入した音楽、映画、本、アプリケーションを共有できるようになります。 また支払方法も1人のクレジットカードなどに統一できます。 さらに家族がダウンロード購入したいときに、それを承認/拒否することも可能です。
また、家族専用のフォトストリーム、カレンダーが生成され、簡単に写真や予定を共有することができます。 ファミリー共有の画面から13歳未満のお子様向けのApple IDを作ることも可能です。
さらに「友達を探す」アプリから、家族の現在位置をすぐに確認することが可能です。 もちろんいつでも自分の位置を「隠す」こともできます。 また、「Find iPhone」アプリから、なくした家族のiPod/iPad/iPhoneの場所を探すこともできます。

iCloudファミリー共有の基本

iCloudファミリー共有では、1人の「管理者」が、残りの5人を「家族」として招待します。 そして管理者が支払いに使用しているクレジットカードで、家族のiTunes/App/iBooks Storeからのダウンロード購入の支払いも行います。 なお、iCloudファミリー共有で使用するApple IDは、従来から管理者がiCloudで使用していたものでも良いし、新たにiCloudファミリー共有のために作成したものでも構いません。

セットアップとコンテンツの共有


「管理者」も「家族」も、その人が持っているデバイスのどれか一つでセットアップすれば、その他のすべてのデバイスにも設定が反映されます。 「家族」として設定した6人のメンバ間では、お互いがすでにダウンロード購入していたすべてのコンテンツが共有されます。 iTunes/App/iBooks Storeの「購入済み」画面で「家族」のメンバを選択することにより、自分のデバイスに、そのメンバの購入済みコンテンツをブラウズ&ダウンロードできます。 なお、家族にあなたが購入したものを知られたくない時には、それを隠すこともできます。 パソコンのiTunes Storeの「購入済み」画面で、そのアイテムをマウスで指すと「×」マークが出るので、それをクリックすれば隠せます。
ただし、CDから取り込んだ音楽など、ダウンロード購入ではないコンテンツは共有されません。 このようなコンテンツを共有するときはホームシェアリングを使います。

支払いと許可


「家族」のメンバがiTunes/App/iBooks Storeのチャージ金額を使い切った後は、メンバの支払いはすべて管理者のクレジットカードにチャージされます。 しかし購入したコンテンツは、購入の操作を行ったメンバのライブラリに登録されます。 そしてほかのメンバも、iTunes/App/iBooks Storeアプリの「購入済み」画面から、それを無料でダウンロードできるようになります。 もしiCloudファミリー共有を無効にすると、各メンバが購入したアイテムは、購入操作を行ったメンバのライブラリに残されます。
管理者はメンバごとに「承認と購入のリクエスト」機能をオン/オフすることができます。 これをオンにしたメンバが購入操作を行うと、管理者のデバイスに、購入を許可するか否かを尋ねる通知が飛びます。 これを許可することで購入できるようになります。

写真、カレンダー、リマインダーの共有


ファミリー共有を設定すると、メンバの (写真)アプリの「共有」メニューに「Family」という共有フォトストリームが生成されます。 ここに追加した写真が、全てのメンバで見れるようになります。
また同様に(カレンダー)アプリに「Family」というカレンダーが追加されます。 ここに書き込んだ予定は、全てのメンバで見れるようになります。
(リマインダー)アプリにも「Family」という通知リストが追加されます。 ここに書き込んだリマインダーは、全てのメンバで見れるようになります。

位置情報の共有


(友達を探す)アプリ、または (メッセージ)アプリを使ってメンバの位置情報を共有することができます。 また、 (Find iPhone)アプリのデバイスリストには、家族全員のデバイスが区別なく表示されます。 家族が失くしたiPod/iPad/iPhoneの位置を探すこともできます。
もしあなたの位置を家族から一時的に隠したいときは、 設定(設定)-[iCloud]-[位置情報を共有]画面で「位置情報を共有」をオフにします。 あるいはこの画面でメンバのApple IDを選び、「位置情報の共有を停止」すれば、そのメンバから隠すことができます。

ファミリー共有からの脱退/メンバの変更


ファミリー共有から脱退すると、他のメンバがダウンロード購入したすべてのコンテンツが使用不能となります。 もちろんファミリー共有に残っているメンバも、脱退したメンバがダウンロード購入したコンテンツは使用不能となります。 他のメンバがダウンロード購入したアプリの「アプリ内課金」コンテンツを購入していたときは、脱退したメンバは、そのアプリを購入しなおさない限り、そのコンテンツは利用できません。 また「Family」共有フォトストリーム、カレンダー、リマインダーは、脱退と同時に削除されます。
どのメンバも、一度にひとつの「ファミリー共有」にしか参加することはできません。複数の「ファミリー共有」にかけもち参加は不可能です。 そして、別の「ファミリー共有」への切り替えは、1年に2回しかできません。
なお、13 歳未満のお子様を「ファミリー共有」から削除することはできません。別のファミリー共有グループに移すことのみ可能です。

iCloudファミリー共有を有効にする

まずは、iTunes/AppStoreでの支払に使うクレジットカードのオーナー(管理者:お父さん?)のデバイスで、iCloudファミリー共有を有効にします。
iTunes 設定(設定)画面で自分の名前をタップします。
iPhone つづいて[ファミリー共有]を選択します。
iPhone このような画面になります。 「さあ、はじめよう」と書かれているところをタップします。
iPhone このような画面になります。 あなたがファミリー共有の管理者となります。「続ける」をタップします。
iPhone このような画面になります。 コンテンツの共有に使用するApple IDの確認です。 管理者のApple IDが表示されていることを確認して「次に進む」をタップします。
iPhone つづいて支払方法の確認です。 管理者のクレジットカードが表示されていることを確認して「次に進む」をタップします。
iPhone つづいて位置情報の共有の確認です。 あなたの位置情報を、「友達を探す」アプリを使って家族と共有するか否かを選択します。 もちろん後からいつでも位置情報の共有を中止することができます。
iPhone するとこのような画面になります。 管理者の準備は完了です。

13歳未満のお子様向けのApple IDを作る

管理者のファミリー共有の設定が終わったら、その管理者のデバイスから、13歳未満のお子様向けのApple IDを作ることができます。
iPhone 設定(設定)-[iCloud]-[家族]を選択します。 画面の下のほうにある「お子様用のApple IDを作成します」と書かれているところをタップします。
iPhone このような画面になります。 右上の「次へ」をタップします。
iPhone お子様の誕生日を入力します。 右上の「次へ」をタップします。
iPhone このような画面になります。 入力したら、右下の「同意する」をタップします。
iPhone このような画面になります。 管理者が支払いに使用するクレジットカードのセキュリティコードを入力し、右上の「次へ」をタップします。 VISAカードの場合、セキュリティコードはカードの裏に書かれている3ケタの数字です。
iPhone つづいてお子様の名前を入力します。 入力したら、右上の「次へ」をタップします。
iPhone つづいてお子様のApple IDとして使用したいiCloudメールアドレスを考えて入力します。 「名前」.「苗字」@icloud.comのように「.」で複数の単語をつなぐのもよいでしょう。 入力したら、右上の「次へ」をタップします。
iPhone つづいてお子様のApple IDのパスワードを考えて入力します。 最低8文字以上の半角英数字、少なくとも1文字の数字、小文字、大文字を含まなければいけません。 入力したら、右上の「次へ」をタップします。
iPhone つづいてお子様のApple ID、パスワードを忘れたときなどに確認に使う質問&答えのペア3個を登録します。
iPhone するとこのような画面になります。 お子様がiTunes/App Storeでコンテンツをダウンロード購入するときに、管理者の承認を必要とするか否かの設定です。 通常はオンで良いでしょう。
iPhone つづいて位置情報の共有の確認です。 お子様の位置情報を、「友達を探す」アプリを使って家族と共有するか否かを選択します。 もちろん後からいつでも位置情報の共有を中止することができます。
iPhone つづいてiOSの利用規約の確認です。 右下の「同意する」をタップします。 するとつづいて確認画面が出るので、再度「同意する」をタップします。
iPhone 以上でお子様のApple IDの作成は完了です。
つづいて、お子様のiPod/iPad/iPhoneで、ここで作成したApple IDとパスワードで、iCloudとiTunes/App Storeにサインインしてください。 また、ここで作成したApple IDはお子様のメールアドレスとしても使われます。
iPhone ここで、新たに追加した家族の名前をタップすると、その人のApple IDが確認できます。 「承認と購入のリクエスト」をオンにすると、その人がiTunes/App Storeでコンテンツをダウンロード購入しようとしたときに、管理者にリクエストが飛びます。 管理者が購入を許可/中止することができるようになります。 13歳以下の家族は、初期値で「オン」になっています。

家族メンバを追加する

すでにApple IDを所有している家族を「ファミリー共有」のメンバに追加すると、メンバ間で、iTunes Store, App Storeがらダウンロードした音楽、ビデオ、アプリなどを共有することができます。
iPhone 管理者のデバイスから、設定(設定)-[iCloud]-[家族]を開き、「家族を追加...」をタップします。
iPhone 「宛先」欄に、追加するメンバのメールアドレスまたは名前を入力します。 するとすぐ下に連絡先に登録されているメンバの名前が表示されます。 これをタップします。
iPhone するとこのような画面になります。 追加するメンバがすぐ近くにいるときは「パスワードを入力」を選び、そのメンバのApple IDのパスワードを入力してもらいます。 「登録案内を送信」をタップすると・・・
iPhone 追加メンバのiPod/iPad/iPhoneの画面に、このような通知が届きます。
iPhone 追加メンバのiPod/iPad/iPhoneで 設定(設定)-[iCloud]-[登録案内]をタップします。
iPhone するとこのような画面になります。 右下の「登録する」をタップします。
iPhone つづいてこのような画面になります。 「確認」をタップします。
iPhone つづいてこのような画面になります。 「次に進む」をタップします。
iPhone つづいてこのような画面になります。 あなたの位置情報を家族に公開するか否かの指定です。好みで設定します。 なお、この設定は、いつでもあとから各メンバの 設定(設定)-[iCloud]-[位置情報を共有]画面で変更できます。
iPhone 以上で家族メンバの追加は完了です。各メンバの 設定(設定)-[iCloud]-[家族]欄に、家族の名前が表示されます。

共有コンテンツのダウンロード

それではファミリー共有に登録した家族が購入したコンテンツをダウンロードしてみましょう。
iPhone iTunes Store
(iTunes Store)アプリを起動し、 [その他]-[購入済み]を選ぶとこのような画面になります。
「ファミリー購入」欄に、家族の名前が出ています。 この家族名をタップすると、その人がこれまでにiTunes Storeで購入した音楽や映画の一覧を見ることができます。
iPhone コンテンツ名の右端にある をタップすると、そのコンテンツが無料でダウンロードできます。
iPhone App Store
(App Store)アプリを起動し、 [アップデート]-[購入済み]を選ぶとこのような画面になります。
「家族が購入したApp」欄に、家族の名前が出ています。 この家族名をタップすると、その人がこれまでにApp Storeで購入したアプリの一覧を見ることができます。
ただし、アプリはその製作者によってファミリー共有の可/不可が設定されています。 共有不可のアプリは一覧には現れません。
iPhone コンテンツ名の右端にある をタップすると、そのコンテンツが無料でダウンロードできます。
同様にして (iBooks)アプリから[購入済み]を選ぶと、「ファミリー購入」欄に家族の名前が出ています。 ここから、その人が購入した電子書籍を無料でダウンロードできます。

もっとiCloudのことを知りたい

iCloudの使い方全般についてはiCloudの使い方で説明しています。併せてご覧ください。